こんにちは。氷河 期世代です。前回につづき
主な「使用上の注意」の記載と、その対象と
なる「成分・薬効群」などのお話になります。
今回は「基礎疾患」などがあり、
「次の診断を受けた人」に対する
「添付文書」の記載事項です。
続「してはいけないこと」
「次の診断を受けた人」は、使用(服用)を
しないこととする使用禁忌!の事項です。
「心臓病」
「徐脈」または「頻脈」を引き起こし、
症状悪化のおそれ!
プソイドエフェドリン塩酸塩
芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)
「胃潰瘍(いかいよう)」
胃液分泌が亢進し、症状悪化のおそれ!
カフェイン等を含む成分を主薬とする
「眠気防止薬」
「高血圧」「甲状腺 機能障害」「糖尿病」
高血圧:交感神経を興奮させる作用により
血圧が上昇し、症状悪化のおそれ!
甲状腺:「甲状腺 機能 亢進症」の主な症状は
「交感神経系」の緊張などによって
もたらされるため、悪化のおそれ!
糖尿病:「肝臓」で、グリコーゲンを分解し、
血糖値を上昇させる作用があるため
悪化のおそれ!
プソイドエフェドリン塩酸塩
👇
先の「心臓病」で、ご案内しました
ブログ(87)を、ご参照ください。
「日常的に不眠の人」「不眠症」
・「睡眠改善薬」は、慢性的な不眠症状に
用いるものではない!
・医療機関において、不眠症の治療中の場合、
治療の妨げになるおそれ!
抗ヒスタミン成分を主薬とする
「催眠鎮静薬」「睡眠改善薬」
「透析療法を受けている人」
「アルミニウム脳症」「アルミニウム骨症」
👇
長期連用により、発症事例あり!
スクラルファート、アルジオキサ、
合成ヒドロタルサイト、
水酸化アルミニウムゲルなど、
「アルミニウム」を含む成分が配合された
「胃腸薬」「胃腸鎮痛鎮痙薬」
「口の中に傷や、ひどい ただれ のある人」
傷や、ただれを、悪化させるおそれ!
クロルヘキシジングルコン酸塩
が配合された、口腔内に適応する製剤
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。
つづきは、👇こちらからでも飛べます。