こんにちは。氷河 期世代です。前回につづき
「消化器系」から 7つの消化管より、今回は
口咽道胃小大門「小腸」の お話をしますね。
👆引用元:https://www.ac-illust.com
⑤ 小腸
・十二指腸、空腸、回腸の、3部分に分かれる
👇
ただし、明確な境目は ない!
・3部分を合わせた小腸の全長は、
「 6~7m 」もある 管状の臓器
「12歳、空回りで虚しい小学生」
👇
12歳 ➡ ❶ 十二指腸
空回り ➡ ❷ 空腸、❸ 回腸
虚しい ➡ 67しい ➡ 6~7m
小学生 ➡ 小腸 と、覚えました。
👆 12歳、空回りで虚しい小学生のイメージ。
・❶ 十二指腸は、胃から連なる、約25cm
の「C字型」に彎曲(わんきょく)した部分
👇
「彎曲部」には、膵(すい)管(膵臓)と、
胆管(胆嚢:たんのう)の開口部がある
👇
膵液と、胆汁が、腸管内へ送り込まれる
・❷ 空腸は、十二指腸から続く、上部40%
👇
空腸から続く、残りの約60%が ❸ 回腸
👆十二指腸に、膵管(膵臓)と胆管(胆嚢)
が、つながっている様子が分かりますね。
小腸における「消化」
・❶ 十二指腸で、分泌される腸液によって
👇
膵液中のトリプシノーゲン ➡ トリプシンに
👇
「トリプシン」は、
胃で半消化されたタンパク質(ペプトン)を
さらに細かくする「消化酵素」
・❷ 空腸で、分泌される腸液(粘液)に
👇
腸管粘膜上の「消化酵素」が加わって
👇
「消化液」として働く(下表を参照)
「消化酵素の消化液としての働き」早見表
消化酵素 | 消化液としての働き |
エレプシン | 半消化されたタンパク質を 「アミノ酸」まで分解 |
マルターゼ ラクターゼ | 炭水化物を「単糖類」まで分解 (ブドウ糖、ガラクトース、果糖) |
リパーゼ | 脂質(トリグリセリド)を 脂肪酸とグリセリンに分解 👇 脂質へと、再形成されて 「乳状脂粒」となる 👇 「脂溶性ビタミン」も一緒に 取り込まれる |
👆「脂溶性ビタミン」のイメージとして。
「乳状脂粒」とは
・リポタンパク質(脂質+タンパク質)の一種
・「カイロ ミクロン」とも呼ばれる
リパーゼの「リパ」と、
脂質の「リポ」は、同じ意味で
あると関連づけて、覚えました。
小腸における「栄養分の吸収」
十二指腸の「上部」を除く、小腸の内壁
には、「輪状のひだ」がある
👇
粘膜表面は、絨毛(じゅうもう)に
覆われ「ビロード状」になっている
絨毛は「柔突起」とも、いいます。
👆「小腸の絨毛」イメージとして。
小腸は「栄養分の吸収」に重要な器官
👇
そのため「内壁の表面積」を
大きくする構造になっている
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。
つづきは、👇こちらからでも飛べます。