こんにちは。氷河 期世代です。今回からは、
「瀉下成分」のうち「刺激性 瀉下成分」より
「小腸 刺激性 瀉下成分」の お話をしますね。
瀉下(しゃげ)成分
止瀉(ししゃ)とは、逆の作用で
下す ➡ 排便を促す ➡ 便秘薬または
下剤と漢字からイメージできます。
👆「小腸」の位置のイメージとして。
今回は「小腸」刺激性瀉下成分が
主役ですが「大腸」刺激性瀉下成分
も次回、登場します。お楽しみに。
❶ 「刺激性」瀉下成分
・腸管を刺激!
👇
反射的な腸の運動を引き起こす(瀉下作用)
・✕ 大量使用
👇
激しい腹痛や、腸管粘膜に炎症のおそれ!
👆「ヒマシ油」のイメージとして。
「小腸」刺激性 瀉下成分
「小腸」を刺激する瀉下成分
は「ヒマシ油」のみ!です。
生薬名:ヒマシ油
基原:トウダイグサ科、トウゴマの種子を
圧搾(あっさく)して、得た脂肪油
効果:小腸で「リパーゼ」の働きによって
生じる分解物が小腸を刺激!(瀉下)
【日本薬局方収載】
加香ヒマシ油:腸内容物の急速な排除
「ヒマシ油」の注意点・副作用
ヒマシ油は、急激!で強い!
瀉下(峻下作用)成分です。
・✕ 妊婦、妊娠かも女性、授乳婦
よろしければ👆こちらも、ご確認ください。
・✕ 3歳未満の乳幼児
よろしければ👆こちらも、ご確認ください。
👆妊婦と3歳未満は N G!のイメージとして。
・✕「防虫剤」や、「殺鼠剤」の誤飲のような
「脂溶性」物質による中毒
👇
ナフタレンや、リンなどがヒマシ油に
溶け出し、中毒症状が増悪するおそれ!
ヒマシ油は主に、誤食・誤飲などによる
中毒などで、腸管内の物質を速やかに
体外へ排除させる場合に用いられます。
「ヒマシ油」の相互作用
👆引用元:https://www.ac-illust.com
駆除した寄生虫の排出を促すために
「駆虫薬」と「瀉下薬」を併用することがある
👇
しかし、ヒマシ油と「駆虫薬」の併用は ✕!
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駆虫成分が「腸管内」に
とどまらず、吸収されやすくなり。。
👇
全身性の副作用リスクが高まる!
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ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。
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