こんにちは。氷河 期世代です。お約束どおり
今回は「胃の不調」を改善する目的で用いら
れる、漢方処方製剤4種類の お話をしますね。
① 平胃散(へいいさん) 以上
② 安中散(あんちゅうさん) 以下
③ 六君子湯(りっくんしとう) 以下
④ 人参湯(にんじんとう) 虚弱
別名:理中丸(りちゅうがん)
① ~ ④ は、体力のある順です。
② と ③ が同じ中等度以下ですね。
👆「漢方処方製剤」のイメージとして。
① 平胃散(へいいさん)
構成生薬に「甘草」を含みます。
【効能効果】体力中等度以上
胃がもたれて、消化が悪く、ときに吐きけ、
食後に腹が鳴って、下痢傾向のあるものの
食べすぎによる胃のもたれ、急・慢性胃炎、
消化不良、食欲不振に。
「平胃散」の注意点
・「急性胃炎」に用いる場合 ➡ ✕ 長期連用!
・5~6回 服用しても改善しない場合
👇
使用を中止して、相談!
② 安中散(あんちゅうさん)
構成生薬に「甘草」を含みます。
【効能効果】体力中等度以下
腹部は、力がなく、胃痛または腹痛、
胸やけ、げっぷ、胃もたれ、食欲不振、
吐きけ、嘔吐(おうと)を伴うものの
神経性胃炎、慢性胃炎、胃腸虚弱に。
漢方において「中」とは
「おなか」を指します。
👆引用元:https://www.ac-illust.com
③ 六君子湯(りっくんしとう)
構成生薬に「甘草」を含みます。
【効能効果】体力中等度以下
胃腸が弱く、食欲なく、みぞおちがつかえ、
疲れやすく、貧血性で、手足が冷えやすい、
胃炎、胃腸虚弱、胃下垂、消化不良、
食欲不振、胃痛、嘔吐に。
「六君子湯」の注意点・副作用
まれに、重篤な副作用として「肝機能障害」
肝機能障害については👆こちらへ、どうぞ。
「六君子湯」覚え方のイメージ
「君子」は勉強家でモヤシっ子 ➡ 体力以下
👇
「六」は6 ➡ 6パック ➡ みぞおちを連想
👇
「みぞおち」を打たれて、倒れる ➡「貧血」
👇
「カンカンカン(肝機能障害)」試合終了
👆引用元:https://www.ac-illust.com
④ 人参湯(にんじんとう)
・構成生薬に「甘草」を含む
・別名:理中丸(りちゅうがん)
【効能効果】体力虚弱
疲れやすく、手足が冷えやすいものの
胃腸虚弱、下痢、嘔吐、胃痛、腹痛、
急・慢性胃炎に。
「人参湯」の注意点
「下痢」または「嘔吐」に用いる場合
👇
1週間位服用しても、改善しないときは。。
👇
長期連用を避けて、相談!
「人参湯」覚え方のイメージ
「人参 ➡ ウサギ ➡ 弱々しい」と連想して
👇
体力虚弱で、疲れやすいウサギが、人参を
食べて元気になる!イメージで覚えました。
ちなみに、ウサギを家族に迎え
たら、初めの1週間の過ごし方
が、大切なのだそう。
👆引用元:https://www.ac-illust.com
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。
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