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319|鎮咳去痰薬 ⑷ 抗炎症成分|甘草湯|YouTube

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こんにちは。氷河 期世代です。前回につづき
鎮咳去痰薬の今回は、3種類の抗炎症成分と
漢方処方製剤「甘草湯」の お話をしますね。

抗炎症成分

気道の炎症を和らげます。

❶ トラネキサム酸

❷ グリチルリチン酸二カリウム

❸ 生薬成分:甘草(カンゾウ)

       👆「気道」のイメージとして。

❶ トラネキサム酸

血栓」のある人や、起こすおそれのある人は
          👇
   凝固した血液の分解を抑える作用
     があるため要注意、相談

 よろしければ👆こちらも、ご確認ください。

   👆「血栓」の予防に期待される松葉茶。

❷ グリチルリチン酸二カリウム

ステロイド性抗炎症成分に類似の化学構造

ステロイド性抗炎症成分については👆こちら。


・大量摂取で「偽アルドステロン症」のおそれ

偽アルドステロン症については👆こちらへ。

❸ 生薬成分:甘草(カンゾウ)

          👆写真は「甘草」です。


・マメ科、根及びストロン(皮去りカンゾウ)

・抗炎症作用のほか、
 気道粘膜からの粘液分泌を促す作用もある

甘味料としても、広く使用されているため
 「重複摂取」の可能性
      👇
 継続して、多量摂取しないように、注意!

・1日 最大 服用量が、甘草として1g 以上
 となる製品には、要注意!
      👇
 どのような人でも長期連用

「どのような人でも」とは、例えば
持病のある人も、そうでない人でも
長期連用は N G!という意味です。

 よろしければ👆こちらも、ご確認ください。


漢方薬:甘草湯(かんぞうとう)

構成生薬が「甘草のみ」の漢方処方製剤です。

【効能効果】体力に関わらず

 激しい咳咽頭痛、口内炎、しわがれ声に。

 外用では「痔・脱肛」の痛みに。

 【日本薬局方収載】煎薬としても同じ目的。

「甘草湯」の注意点

短期間の服用に留め、連用しないこと!

5~6回使用しても、改善しない場合
         👇
 継続使用せずに、いったん中止、受診!

・乳幼児に使用されることも(エキス製剤)
         👇
 「体格の個人差」から、体重あたりの
 「グリチルリチン酸」の摂取量が多く
 なることがあるため、特に注意!

👆「乳幼児」は特に注意!のイメージとして。

  👆おすすめのYouTubeチャンネルです

ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。

 つづきは、👇こちらからでも飛べます。

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