こんにちは。子どもの頃、プール開き前に必ず
「蟯虫検査」がありました、氷河 期世代です。
そんな?今回は「駆虫薬」のお話をしますね。
👆懐かしい蟯虫検査シートのイメージとして。
「駆虫薬」とは
・腸管内に生息する「寄生虫」を駆除
・一般用医薬品の対象となる寄生虫は、
「回虫」と「蟯虫(ぎょうちゅう)」
・「虫体」のみに作用
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「虫卵」や、腸管内以外に潜伏する
幼虫(回虫の場合)には、効果なし!
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成虫になった頃に、再使用しなければ
完全には駆除できない!
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再度、駆虫が必要な場合は
1か月以上、間隔を置いて使用!
極力、少ない使用で!
大量に使用、または複数の駆虫薬を併用
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駆虫効果は高まらず、副作用が現れやすい
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組み合わせにより、作用が減弱することも
「頭痛」「めまい」などの副作用も
局所作用(腸管内)を目的としているが、
「全身性」の副作用を生じることもある
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頭痛、めまい など
「空腹時に使用」が多い
消化管内容物の「消化・吸収」に伴って、
駆虫成分の吸収も、高まってしまうため
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食後ではなく「空腹時」に使用が多い
👆「空腹時」に服用するイメージとして。
「ヒマシ油との併用」は禁忌 👈 重要!
瀉下(しゃげ)薬が併用される場合あり
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駆虫した虫体や、腸管内に残留する
駆虫成分の排出を促すために併用
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ただし「ヒマシ油」を使用すると。。
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駆虫成分が、吸収されやすくなり
副作用リスクが高まるため併用 N G!
後々、登場しますヒマシ油は
「小腸刺激性瀉下成分」です。
👆写真は、ヒマシ油の基原「トウゴマ」です。
(トウダイグサ科、トウゴマの種子)
よろしければ👆こちらも、ご確認ください。
受診を勧める場合(受診勧奨)
いわゆるサナダ虫などの条虫や、吸虫、
鉤(こう)虫、旋毛(せんもう)虫、
鞭(べん)虫などの、駆除
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一般用医薬品では対象外のため、受診!
繰り返しになりますが、
一般用医薬品の対象となる寄生虫は
「回虫」と「蟯虫」でしたよね。
登録販売者試験では、条虫などを
挙げた、ひっかけ出題歴があるので
この2種類は必ず抑えておきます。
おすすめ!登録販売者ごるごり様
👆おすすめのYouTubeチャンネルです♥
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。
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