こんにちは。氷河 期世代です。前回につづき
公衆衛生用薬より今回は「殺虫剤」「忌避剤」
の注意点と、衛生害虫の種類の お話をします。
殺虫剤・忌避(きひ)剤
ハエ、ダニ、蚊などの
衛生害虫の防除を目的とする製品
👇
医薬品と、医薬部外品がある
「医薬品」として扱われるもの
・人体に対する作用が緩和ではない製品
・原液を用時、希釈して用いるもの
・長期間、持続的に殺虫成分を放出させるもの
・一度に大量の殺虫成分を放出させるもの
・「劇薬」に該当するもの
「医薬部外品」として製造販売されるもの
人体に対する作用が緩和な製品です。
「殺虫剤」の注意点
・殺虫作用への「抵抗性」が生じるのを避ける
👇
同じ殺虫成分を長期間連用せず、
いくつかの殺虫成分を順番に使用する!
・使用後、身体に異常が現れたり、
誤って飲み込んでしまった場合は。。
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「何系」の殺虫成分を含むのか?
医師に伝えられるよう、受診!
「何系」に関する詳細は、後ほど。
👇下記のリンクからでも飛べます。
「忌避剤」の注意点
・粘膜への「刺激性」あり
👇
✕ 皮膚に湿疹や、ただれがある人
・「スプレー剤」を顔面に使用する場合は
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いったん手のひらに噴霧してから塗布
(目や、口の粘膜には触れないように!)
「忌避剤」には「虫さされ」による
痒み(かゆみ)や、腫れ(はれ)を
和らげる効果は ありません!
👇
病原細菌などの媒介を防止するもの
虫刺されには「かゆみ止め」
の製品があることは、身近で
一般常識の範囲内ですよね。
👆「虫除けスプレー」のイメージとして。
「衛生害虫」の種類9つ
・疾病を媒介したり、飲食物を汚染するなど
保健衛生上の害を及ぼす昆虫など
・ハチ、ドクガ、ドクグモ、サソリなどの
外敵から身を守るために、人体に危害を
与えるものは、含まれない!
登録販売者試験には、❾ 種類の
衛生害虫が登場しますが今回は、
❶ ~ ❸ までの お話をしますね。
❶ ハエ
ハエの防除には、基本「ウジの防除法」
👇
「有機リン系」殺虫成分を配合した
殺虫剤を適用する
👆 懐かしい「ハエたたき」のイメージ。
❷ 蚊
・日本脳炎、マラリア、黄熱、デング熱など
重篤な病気を媒介する
・水のある場所に産卵
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ボウフラ(幼虫)となって、繫殖する
👆「蚊取り線香」のイメージとして。
❸ ゴキブリ
「燻蒸(くんじょう)処理」の場合
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卵は、医薬品の成分が浸透しない殻で
覆われているため、殺虫効果がない!
👇
3週間位後に再度、燻蒸処理を行って
孵化(ふか)した幼虫を駆除する!
👆「燻蒸処理」のイメージとして。
おすすめ!登録販売者ごるごり様
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ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。
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