こんにちは。氷河 期世代です。
小児の疳を適応症とする「小児 鎮静薬」今回
は漢方処方製剤(漢方薬)の お話をしますね。
「小児の疳」漢方薬の注意点
👆「生後3か月未満の乳児」への使用は禁忌!
・「適用年齢」の下限がない場合でも
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生後3か月未満の乳児への使用は N G!
・構成生薬に「甘草」を含むものが多い
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乳幼児の場合、体格の個人差から
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体重あたりの「グリチルリチン酸」の
摂取量が多くなることがあるため、注意!
「小児の疳」漢方処方製剤まとめ
👆引用元:https://www.photo-ac.com
体力中以上 柴胡加竜骨牡蛎湯 👈 大黄あり
(さいこかりゅうこつぼれいとう)
体力中 抑肝散(よくかんさん)
体力中 抑肝散 加 陳皮 半夏
(よくかんさんかちんぴはんげ)
体力中以下 桂枝加竜骨牡蛎湯
(けいしかりゅうこつぼれいとう)
体力虚弱 小建中湯
(しょうけんちゅうとう)
「柴胡加竜骨牡蛎湯」以外は甘草を含む!
甘草を含まない漢方処方製剤まとめ は
👇こちらから、ご確認いただけます。
「小建中湯」以外は「1週間位」まで!
「夜泣き」に対して
1週間位 服用しても、改善しない場合は
👇
一旦、使用を中止して、相談!
「小建中湯」以外は「眠気を促す薬」
にも用いられる漢方処方製剤です。
👆「1週間位」のイメージとして。
👆眠気を促す薬(催眠鎮静薬)は、こちらへ。
今回は「小建中湯」のみ
詳細を お話ししますね。
小建中湯(しょうけんちゅうとう)
構成生薬に「甘草」を含みます。
【効能効果】体力虚弱
疲労しやすく、腹痛があり、血色がすぐれず、
ときに動悸、手足のほてり、冷え、ねあせ、
鼻血、頻尿、および多尿を伴う小児虚弱体質、
疲労 倦怠、慢性 胃腸炎、腹痛、神経質、
小児 夜尿症、夜泣きに。
「小建中湯」の注意点
👆「1か月位」のイメージとして。
比較的、長期間(1か月位)服用
することがあるため、要注意!
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「グリチルリチン酸」の摂取量について
「小建中湯」以外の漢方薬は、
「眠気を促す薬」で後ほど再登場
する際に、詳細を お話しますね。
ご覧いただき、ありがとうございました
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。