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284|小児鎮静薬 ⑴ 夜泣き・ひきつけ・疳の虫|要因|受診勧奨

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こんにちは。氷河 期世代です。今回からは、
夜泣き・ひきつけ・疳(かん)の虫」への
鎮静つながり、小児鎮静薬の お話をしますね。

鎮静作用のほか、
血液循環 促進作用のある生薬成分
中心に配合されています。

「小児の疳」を適応症とする

  身体的に問題がなく、基本的な欲求が
   満たされていても、症状は現れる
          👇
  情緒不安定や、神経過敏が要因のひとつ
       とされているが。。
          👇
   睡眠のリズムが形成されるまでの
  「発達の一過性」とも考えられている

小児の疳、夜泣きのイメージとして

👆「小児の疳、夜泣き」のイメージとして。

「括約筋」が未発達で 胃食道逆流にも起因

 乳児では、食道と胃を隔てる括約筋が未発達
          👇
  胃の内容物を保てず「胃食道逆流」に
          👇
  むずがり、夜泣き、乳吐き等を起こす

食道の括約筋が胃液の逆流を防ぐイメージとして

👆食道と胃を隔てる括約筋のイメージとして。

成長に伴い 自然に治まるのが 通常

 「夜泣き・ひきつけ・疳の虫」を鎮めるほか
          👇
     虚弱体質や、消化不良など
  「体質の改善」を主眼とするものが多い
          👇
  比較的、長期間(1か月位)継続して
      服用されることがある

1か月のイメージとして

 👆 長期間(1か月位)のイメージとして。

保護者が「達観」することも重要!

  発達段階の「一時的」な症状であり。。
          👇
   保護者側の「安眠」などを目的に
       使用するのは N G!

「生薬製剤」と「漢方処方製剤」がある

いずれも、古くから伝統的に用いられているが
          👇
 「作用が穏やかなので、小さな子どもが
   使用しても、副作用がない」などど
          👇
  安易に使用されないよう、情報提供を!

 「生薬製剤」については👆こちらをどうぞ。

受診を勧める場合(受診勧奨)

👆「ウイルス性 胃腸炎」のイメージとして。


・一定期間、または一定回数、服用しても
 改善しない場合は。。
     👇
 アレルギーや「ウイルス性 胃腸炎
 などの可能性も考えて
     👇
 継続して使用せずに、受診!

・乳幼児では「一過性」の下痢や、
 発熱が しばしば起きる
      👇
 激しい下痢や、高熱では「脱水症状」
 に つながるおそれあり、受診!

・吐瀉物(としゃぶつ:吐き出したもの)
 が緑色、または血が混じっている
 場合は、受診!
    👇
 「胆汁」が混じると、緑色になる!

「胆汁」が産生される「肝臓」は👆こちら。

乳幼児では、自分の体調を
適切に伝えることが難しいので
「観察と見極め」が重要です!

ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。

 つづきは、👇こちらからでも飛べます。

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