こんにちは。氷河 期世代です。前回につづき
「強心薬」より、今回は「動物系」を中心に
パンチの効いた生薬成分の お話をしますね。
「強心」の生薬成分~動物系4つ~
👆「気つけ」のイメージとしての「気をつけ」
「強心作用」とは
「心筋」に直接 刺激!を与えて
👇
心筋の収縮力を高める!
❶ 蟾酥(センソ)👈最重要!
❷ 牛黄(ゴオウ)
❸ 麝香(ジャコウ)
❹ 鹿茸(ロクジョウ)など
センソ以外は「小児 五疳薬」
や「滋養強壮 保健薬」に配合
されることも あります。
「心筋」に関しては👆こちらから、どうぞ。
❶ 蟾酥(センソ)
👆 蟾酥(センソ)のイメージとして。
基原:ヒキガエル科、アジアヒキガエル等の
耳腺(じせん)の分泌物
「センソ」の効果・注意点・副作用など
・微量で強い!強心作用
➡ 使用は、5~6日まで!
・皮膚や、粘膜に触れると「局所麻酔」作用
・口中で嚙み砕くと、舌が麻痺することも
👇
嚙(か)まずに服用すること!
・「有効域」が比較的 狭い
👇
1日用量中 センソ5mg 超えで「劇薬」
👇
一般用医薬品では、1日用量5mg 以下
となるように定められている
👇
しかし、通常用量でも、悪心(吐きけ)
や、嘔吐(おうと)が現れることも!
「有効域」については👆こちらをどうぞ。
「劇薬」に関しては👆こちらから、どうぞ。
❷ 牛黄(ゴオウ)
👆 牛黄の基原「ウシ」のイメージとして。
基原:ウシ科、胆嚢(のう)中に生じた結石
効果:末梢血管の拡張による血圧降下、
興奮を鎮める、強心作用
❸ 麝香(ジャコウ)
基原:シカ科、オスの麝香腺(せん)分泌物
効果:「呼吸中枢」を刺激!呼吸機能を
高めて、意識をはっきりさせる等、
強心作用
「呼吸中枢」に関しては👆こちらをどうぞ。
👆 立派な角がある方が「オスの鹿」ですね。
(奈良県:奈良公園)
❹ 鹿茸(ロクジョウ)
基原:シカ科、Cervus nippon Temminck
他、同属動物のオスの幼角
効果:強壮、血行促進、強心作用
👆引用元:https://www.photo-ac.com
「新しい角が生え始めたオスのシカ」
おすすめ!登録販売者お月見さま
👆おすすめのYouTubeチャンネルです♥
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。
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