こんにちは。氷河期世代です。「外皮用薬」
より、いよいよラストは「毛髪用剤」として
頭皮・毛根に作用する成分の お話をしますね。
毛髪用剤
👆 薄毛タイプ別ステージのイメージとして。
・頭皮に適用する
・脱毛の防止、育毛
・フケや、痒み(かゆみ)を抑える
医薬品のみ認められているもの
下記のような疾患名と、効能効果が記載された
製品は、医薬品としてのみ認められています。
壮年性 脱毛症
円形 脱毛症
粃糠(ひこう)性 脱毛症
瀰(び)漫性 脱毛症 など
👆「円形脱毛症」のイメージとして。
「医薬部外品」もある
・人体に対する作用が緩和なもの
・「育毛剤」や「養毛剤」として製造販売
「頭皮・毛根」に作用する成分2つ
① カルプロニウム塩化物
② エストラジオール安息香酸エステル
① カルプロニウム塩化物
・「アセチルコリン」に類似した作用
➡ コリン作用
・頭皮の血管拡張、毛根の血行促進
➡ 発毛効果を期待!
・「アセチルコリン」とは異なり。。
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コリンエステラーゼに分解されにくい
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そのため作用が持続する!
・副作用:コリン作用によるもの
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局所、または全身性の発汗、
発汗に伴う寒気、震え、吐きけ
👆「カルプロニウム」の副作用イメージ
として(発汗、寒気、震え、吐きけ)
② エストラジオール安息香酸エステル
・「女性ホルモン成分」の一種
・脱毛は「男性ホルモン」の働きが
過剰であることも一因とされる
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「女性ホルモン」による
脱毛抑制効果を期待!
・注意点:✕ 妊婦、または妊娠かも女性
👆「妊婦」などの使用は禁忌!のイメージ。
よろしければ👆こちらも、ご確認ください。
生薬成分3つ
❶ 何首烏(カシュウ)
❷ 竹節人参(チクセツニンジン)
❸ ヒノキチオール
👆 生薬「竹節人参」のイメージとして。
❶ 何首烏(カシュウ)
基原:タデ科、ツルドクダミの塊根
効果:頭皮の脂質代謝を高めて
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余分な「皮脂」を取り除く
👆 写真は、カシュウの基原:ツルドクダミ。
覚え方のイメージとしては、
良質な脂質(オレイン酸)を含む
「カシューナッツ」を連想します。
❷ 竹節人参(チクセツニンジン)
基原:ウコギ科、トチバニンジンの根茎を
通例、湯通ししたもの
効果:血行促進、抗炎症
👆「トチバニンジン」のイメージとして。
身体を温めてくれる冬の根菜、
人参(ニンジン)で血行促進!
ニンジンが好物とされる
兎(ウサギ ➡ ウコギ科)も
連想され、覚えやすいですね。
❸ ヒノキチオール
基原:ヒノキ科、タイワンヒノキ、
ヒバ等の精油成分
効果:抗菌、抗炎症、血行促進
👆「ヒノキチオール」のイメージとして、
温泉旅館の「檜(ひのき)風呂」です。
檜の「まな板」は、抗菌作用
があることでも有名ですよね!
檜風呂で温まって、血行促進など
ヒノキチも、覚えやすいですね。
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