こんにちは。氷河 期世代です。前回につづき
痒み・腫れ・痛みを抑える「皮膚用薬」の
配合成分、その他の成分の お話をしますね。
収斂(しゅうれん)・皮膚保護成分
👆「亜鉛」のイメージとして。
・患部の「タンパク質」と結合して
👇
皮膜を形成し、皮膚を保護する
・✕ 深い傷や、湿潤・化膿している患部
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表面のみを乾燥させ、症状悪化のおそれ!
酸化亜鉛(あえん)
ピロキシリン
(ニトロセルロース)
それぞれの 👆 関連記事も
併せて、どうぞご覧ください。
👆 こちらは「ピロキシリン」と名前が
似ている「ピロキシカム」の お話です。
組織修復成分
👆「おむつかぶれ」のイメージとして。
損傷した皮膚の組織修復を促します。
アラントイン
ビタミンA油
血管収縮成分
アドレナリン作動成分なので、
成分名は「○○リン♪」です。
ナファゾリン塩酸塩 など
よろしければ👆こちらも、ご確認ください。
血行促進成分
👆「ビタミンE」のイメージとして。
「ヘパリン類似物質」には、
抗炎症、保湿作用も期待されます。
ヘパリン類似物質
ポリエチレンスルホン酸
ナトリウム
ニコチン酸ベンジルエステル
ビタミンE(トコフェロール)
✕「出血しやすい人」
「ヘパリン類似物質」と、
「ポリエチレンスルホン酸ナトリウム」には
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血液凝固作用があるため。。
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出血しやすい人や、出血が止まりにくい人、
出血性 血液疾患の人は、使用を避ける!
「出血性 血液疾患」とは血友病、
血小板減少症、紫斑症などです。
「血小板減少症」は👆こちらをご覧ください。
👆「血友病」のイメージとして。
「血友病」といえば👆こちらも、どうぞ。
「ヘパリン類似物質」は、皮膚の
保湿剤として有名な成分ですよね。
余談ですが、人の体内で生成される
「ヘパリン」に似た化学構造のため
「類似物質」と名付けられました。
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。
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