こんにちは。氷河 期世代です。前回につづき
のぼせた身体を冷やす3種類のうち残り2つ
「温清飲」「加味逍遙散」の お話をしますね。
① 桃核承気湯 👈 前回お話済み
② 温清飲
③ 加味逍遙散
温清飲(うんせいいん)
👆 皮膚が「カサカサ」のイメージとして。
構成生薬に「甘草」を含みません!
よろしければ👆こちらも、ご確認ください。
(甘草を含まない漢方処方製剤まとめです)
【効能効果】体力中等度 👈「甘草」なし!
皮膚は、かさかさして色つや悪く、
のぼせるものの月経不順、月経困難、
血の道症、更年期障害、神経症、
湿疹・皮膚炎に。
「温清飲」の注意点・副作用
・胃腸虚弱で、下痢しやすい人には、不向き!
👇
胃部不快感、下痢などの副作用
・まれに、重篤な副作用 ➡「肝機能障害」
「肝機能障害」の詳細は👆こちらからどうぞ。
「温清飲」覚え方の語呂合わせ
👆「缶の温かい飲み物」のイメージとして。
「缶の温かい飲み物に、カサカサと登り中」
👇
肝機能、温清飲、かさかさ、のぼせ、中等度
何がカサカサと登っているかは
割愛いたしますね(ヒント:G)
加味逍遙散(かみしょうようさん)
👆「いらだち」のイメージとして。
構成生薬に「甘草」を含みます。
【効能効果】体力中等度以下
のぼせ感、肩こり、疲れやすく、
精神不安や、いらだち等の精神神経症状、
ときに、便秘傾向のあるものの冷え症、
虚弱体質、月経不順、月経困難、
更年期障害、血の道症、不眠症に。
「加味逍遙散」の注意点・副作用
・胃腸虚弱の人には、不向き!
👇
悪心(吐きけ)、嘔吐(おうと)、
胃部不快感、下痢などの副作用
・まれに、重篤な副作用として。。
👇
「肝機能障害」「腸間膜 静脈 硬化症」
「加味逍遙散」覚え方の語呂合わせ
「甘~い冷静と情熱の間で、イライラする神」
👇
甘草、冷え症、のぼせ、腸間膜、
以下、いらだち、加味逍遙散
👆「イライラする神」のイメージとして。
「腸間膜 静脈 硬化症」つながり
まれに、重篤な副作用として
「腸間膜 静脈 硬化症」の記載
がある漢方薬を まとめました。
「辛夷清肺湯」の詳細は👆こちらからどうぞ。
👆こちらは「黄連解毒湯」と「清上防風湯」
加味逍遙散の他、上記3つの漢方薬
には構成生薬に山梔子(サンシシ)
が含まれている共通点があります。
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。
つづきは、👇こちらからでも飛べます。