こんにちは。氷河 期世代です。前回につづき
かぜの症状を抑える漢方処方製剤から、先ず
は体力充実!「麻黄湯」の お話をしますね。
① 麻黄湯 👈 今回の主役はコチラ
② 葛根湯(かっこんとう)
③ 小柴胡湯(しょうさいことう)
④ 柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)
⑤ 小青竜湯(しょうせいりゅうとう)
⑥ 桂枝湯(けいしとう)
⑦ 香蘇散(こうそさん)
麻黄湯(まおうとう)
👆「寒気」がして風邪をひき始めるイメージ。
構成生薬に「甘草」と「麻黄」を含みます。
【効能効果】体力充実
かぜのひき始め、寒気、発熱、頭痛、咳、
身体のふしぶしの痛み、汗が出ていない
ものの感冒、鼻かぜ、気管支炎、鼻づまりに。
「麻黄湯」の注意点・副作用
👆 写真は、生薬の麻黄(マオウ)です。
体力虚弱、胃腸虚弱、発汗傾向
の人には、不向き!
👇
悪心、胃部不快感、発汗過多、
全身脱力感などの副作用
体力が充実している人向けなので、
体力虚弱の人には当然、不向き!
生薬の麻黄には、発汗促進作用が
あるため発汗傾向の人には不向き
と、イメージしやすいですよね。
👆 こちらから、復習していただけます。
「麻黄湯」の覚え方・イメージ
👆 写真は、炎を背負っている「不動明王」
炎を背負っている「不動明王」を
「魔王」に見立てた覚え方です。
体力のある魔王(麻黄)が、炎で
冷えた身体を温めているイメージ
で「麻黄湯」と関連づけました。
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。
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