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98|鼻炎用点鼻薬(鼻に用いる薬)⑴ 鼻炎の種類|内服薬との違い

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こんにちは。氷河 期世代です。今回からは
スプレー式の剤形で、鼻腔内に噴霧して使用
する外用液剤「鼻炎用 点鼻薬」の お話です。

鼻炎の種類3つ

👆 花粉症はアレルギー性 鼻炎に含まれます。

    ❶ 急性 鼻炎

    ❷ アレルギー性 鼻炎

    ❸ 副 鼻腔 炎

❶ 急性 鼻炎

ウイルスや、細菌が原因で生じる
 鼻粘膜の炎症

・かぜの随伴症状として、現れることが多い

❷ アレルギー性 鼻炎

  👆 写真は「スギ花粉」のイメージです。


・アレルゲン(抗原:こうげん)に対する
 過敏反応によって生じる、鼻粘膜の炎症

・花粉(スギなど)が原因物質(アレルゲン
 の場合は、いわゆる「花粉症」と呼ばれる

❸ 副 鼻腔 炎

・鼻粘膜の炎症が、副鼻腔に及んだもの

慢性になると。。
    👇
 いわゆる「蓄膿症:ちくのうしょう」

鼻炎用 内服薬との違い

👆「鼻炎用 点鼻薬」剤形のイメージとして。


・鼻腔内に噴霧(ふんむ)する

スプレー式の剤形が多い

・主体は、アドレナリン作動成分
      👇
 鼻粘膜の充血を和らげる

鼻炎用 点鼻薬の目的

・急性鼻炎、花粉症を含むアレルギー性鼻炎、
 副鼻腔炎による諸症状に

・鼻づまり、鼻水(鼻汁過多)、くしゃみ、
 頭重(頭が重く感じる症状)の緩和

・鼻腔内での局所的な作用

スプレー式 鼻炎用点鼻薬の注意点

 👆「使用前には鼻をかむ」イメージとして。


・使用前には、鼻をかんでおくこと
        👇
 鼻汁とともに逆流することが ある!

・容器には、なるべく直接鼻に触れない
       👇
 汚染(おせん)を防止するため

他人との共有

・使用後は、清潔なティッシュ等で拭く

・保管時は、必ずキャップを閉めて
 清潔に!

受診をすすめる場合(受診勧奨)

      👆「3日位」のイメージとして。


蓄膿症など、慢性的なものは対象外

・根本的な原因を取り除くものでは ない!

3日位使用しても改善しないときは。。
         👇
 鼻以外の器官や、臓器に影響を及ぼす成分
 (アドレナリン作動成分など)が配合
 されているため、受診!

影響を及ぼす背景については👆こちらから。


・鼻粘膜が腫れる(はれる)症状
 「ポリープ鼻茸)」の場合は。。
         👇
 ステロイド性 抗炎症成分を含む点鼻薬
 などで、医療機関においての治療が必要!

・かぜ等に伴い、鼻炎症状が続くことによる
 副鼻腔炎や、中耳炎の場合は。。
       👇
 兆候には注意を促し、中耳炎は受診

   👆「中耳炎は受診」のイメージとして。

ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。

 つづきは👇こちらからでも飛べます。

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