こんにちは。氷河 期世代です。前回につづき
「殺虫剤・忌避剤」からの過去問になります。
第3章より、全3問あります。
解答は、画像の後に出ますので、
ゆっくりスクロールしてください。
登録販売者試験「過去問」より
Q1.殺虫剤・忌避剤に関する以下の記述
のうち、誤っているものはどれか。
❶ 有機リン系殺虫成分の作用は、
アセチルコリンを分解する酵素と
不可逆的に結合して、その働きを
阻害することによる。
❷ ピレスロイド系殺虫成分の殺虫作用
は、神経細胞に直接作用して神経伝
達を阻害することによるものである。
❸ 殺虫成分のペルメトリンは、人体に
おけるシラミの防除を目的として、
シャンプーやてんか粉に配合されて
いる場合がある。
❹ ヒョウダニ類は、ヒトを刺すことは
ないが、ダニの糞や死骸がアレルゲン
となって気管支喘息や、アトピー性
皮膚炎を引き起こすことがある。
❺ オルトジクロロベンゼンは神経細胞
に直接作用し、神経伝達を阻害する
働きをもち、ウジやボウフラの防除
に使用される。
👆「神経細胞」のイメージとして。
A1.❸
ペルメトリンではなくフェノトリン
の説明文になります。
👆 こちらから、ご確認いただけます。
Q2.次の成分のうち、有機リン系殺虫
成分であるものを2つ選びなさい。
① プロポクスル
② フェノトリン
③ フェニトロチオン
④ ダイアジノン
👆「不可逆的」のイメージとして。
A2.③ と ④
詳細は、A1で、ご案内しました
ブログ(302)をご覧ください。
Q3.次の記述は、衛生害虫の殺虫剤・
忌避剤の主な用法に関するもので
ある。該当する剤形として正しい
ものは ① ~ ⑤ のうちどれか。
空間噴射の殺虫剤のうち、容器中の
医薬品を煙状又は霧状にして一度に
全量放出させるものである。霧状に
して放出するものは、煙状にするもの
に比べて噴射された粒子が微小である
ため、短時間で部屋の隅々まで行き
渡るというメリットがある。
処理が完了するまでの間、部屋を締め
切って退出する必要がある。処理後は
換気を十分に行い、ダニ等の死骸を
取り除くために掃除機をかけることも
重要である。
① スプレー剤 ② 粉剤 ③ 乳剤
④ 蒸散剤 ⑤ 燻蒸剤
👆「殺虫スプレー剤」のイメージとして。
A3.⑤ 燻蒸(くんじょう)剤
👆 こちらから、復習していただけます。
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。