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496|過去問|腸の薬 ⑴ケツメイシ|ロペラミド|センノシドほか

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こんにちは。氷河 期世代です。
「胃の薬」につづきまして、今回からは
「腸の薬」の過去問を、お出ししますね。

第3章の範囲から全3問あります。
画像の後に、解答が出てきますので
ゆっくりスクロールしてください。

登録販売者試験「過去問」より

Q1.腸の薬に関する次の記述のうち、
  誤っているものはどれか。

 ❶ 日本薬局方収載のケツメイシ、
  ゲンノショウコは、煎薬として
  整腸(便通を整える)、腹部膨満感
  などに用いられる。

 ❷ 次没食子酸ビスマスは、腸粘膜の
  タンパク質と結合して不溶性の膜を
  形成し、腸粘膜をひきしめる(収斂)
  ことにより腸粘膜を保護することを
  目的として用いられる。

 ❸ タンニン酸アルブミン配合の止瀉薬
  は、牛乳にアレルギーがある人では
  使用を避ける必要がある。

 ❹ ロペラミド塩酸塩は、食あたりや
  水あたりによる下痢の症状に用いら
  れることを目的として配合される。

暴飲暴食のイメージとして

  👆引用元:https://www.ac-illust.com

A1.
  ロペラミドは「食べすぎ飲みすぎ
  寝冷えによる下痢」に用いられます。

 👆 こちらから、ご確認いただけます。

Q2.腸の薬に関する次の記述のうち、
  誤っているものはどれか。

 (a) センナから抽出された成分である
  センノシドは小腸を刺激して排便を
  促すことを目的として用いられる。

 (b) 酸化マグネシウムは、腸内容物の
  浸透圧を高めることで、糞便中の
  水分量を増す作用がある。

 (c) 抗菌作用を持つベルベリン配合の
  止瀉薬は、細菌感染による下痢の
  症状を鎮めることを目的に用いられ
  る場合がある。

 (d) アクリノールは、抗菌作用を期待
  して用いられる。

      👆 写真は「センナ」です。

A2.(a)
  小腸ではなく「大腸」でしたよね。

👆 こちらから、復習していただけます。

Q3.ロペラミド塩酸塩が配合された
  止瀉薬に関する記述のうち、正しい
  ものを2つ選びなさい。

① 一般用医薬品では、15歳未満の
 小児には適用がない。

② 食あたりによる下痢の症状に用い
 られる。

③ 胃腸鎮痛鎮痙薬と併用すると
 効果的である。

④ 2~3日間使用しても症状の改善
 がみられない場合は、医師の診療を
 受けるなどの対応が必要である。

15歳未満の小児イメージとして

👆「15歳未満の小児」のイメージとして。

A3.

詳細は、A1で、ご案内しました
ブログ(335)をご覧ください。

ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。

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