こんにちは。氷河 期世代です。今回からは、
「胃の薬」より、過去問をお出ししします。
第3章より、全3問あります。
お忙しい毎日のスキマ時間に
楽しみながら学べますように!
登録販売者試験「過去問」より
Q1.胃腸に作用する薬に関する以下の記
述のうち、誤っているものはどれか。
❶ 制酸薬は、胃液の分泌亢進による
胃酸過多や、それに伴う胸やけ、
腹部の不快感、吐きけ等の症状の
緩和を目的としている。
❷ 消化薬は、弱った胃の働きを高める
ことを目的とする医薬品で、配合され
る成分は独特の味や香りを有し、唾液
や胃液の分泌を促して胃の働きを活発
にする。
❸ 一般用医薬品には、制酸、消化、
整腸等、それぞれの作用を目的と
する成分を組み合わせた製品がある。
❹ 医薬部外品として製造販売されて
いる整腸薬は、配合できる成分や、
その上限量が決められており、また
効能効果の範囲も限定されている。
👆 胃にやさしい食事といえば「おかゆ」
A1.❷
消化薬ではなく「健胃薬」の説明文。
👆 こちらから、ご確認いただけます。
Q2.胃腸薬に関する次の記述のうち、
誤っているものはどれか。
(a) 制酸成分のうち、アルミニウムを
含む成分については、長期連用を
避ける必要がある。
(b) 炭酸水素ナトリウムなど制酸成分を
主体とする胃腸薬は、胃酸に対する
中和作用が低下するため、炭酸飲料
での服用は避けるべきである。
(c) 味覚や嗅覚に対する刺激作用による
健胃成分として乾燥酵母やカルニチン
塩化物が配合されている場合がある。
(d) スクラルファートはアルミニウムを
含む成分であるため、透析を受けて
いる人では使用を避ける必要がある。
👆 写真は、福島県金山町にあります
天然の「炭酸水汲(く)み場」です。
A2.(c)
味覚や、嗅覚への刺激作用による
健胃成分は「生薬成分」ですよね。
👆 こちらから、復習していただけます。
Q3.胃の薬の配合成分と、その配合目的
の組み合わせについて、正しいものを
2つ選びなさい。
① 酸化マグネシウム → 制酸
② ピレンゼピン塩酸塩 → 消泡
③ アルジオキサ → 胃粘膜保護・修復
④ ジメチルポリシロキサン → 抗炎症
(別名:ジメチコン)
👆 「うどん」も、胃にやさしいですよね。
A3.① と ③
② ピレンゼピンは「胃液分泌抑制」。
④ ジメチコンは「消泡」でしたね。
よろしければ👆こちらも、ご確認ください。
👆引用元:https://www.ac-illust.com
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。