こんにちは。氷河 期世代です。今回は第2章
「脳・神経系」から、過去問を お出しします。
全3問あります。毎日のスキマ
時間に、ぜひご活用くださいね。
登録販売者試験「過去問」より
Q1.脳や神経系に関する以下の記述のうち、
誤っているものはどれか。
❶ 脳は、延髄を介して、脊髄とつながって
いる。
❷ 脳の下部には自律神経系、ホルモン分泌
等の、様々な調節機能を担っている部位
(視床下部など)がある。
❸ 脳内には多くの血管が通っており、脳の
血管は末梢に比べて物質の透過に関する
選択性が低い。
❹ タンパク質などの大分子や、小分子でも
イオン化した物質は、血液中から脳の
組織へ移行しにくい。
👆「脳トレ」になる、脳の迷路です。
A1.❸
選択性が低い、ではなく「高い」ですね。
👆こちらから、復習していただけます。
Q2.脳や神経系に関する次の記述のうち、
誤っているものはどれか。
① 脊髄は脊椎の中にあり、脳と末梢の間
で刺激を伝えるほか、末梢からの刺激
の一部に対して、脳を介さずに刺激を
返す場合がある。
② 脳における細胞同士の複雑かつ活発な
働きのため、脳において血液の循環量
は心拍出量の約 15 %、酸素の消費量
は全身の約 20 %、ブドウ糖の消費量
は全身の約 25 %と多い。
③ 交感神経系が活発に働く場合、腸の
運動は亢進する。
④ 副交感神経系が活発に働く場合、
唾液腺では唾液分泌が亢進する。
👆「脳トレ」になる、ひまわり迷路です。
A2.③
交感神経系ではなく「副交感神経系」。
腸の運動が亢進 ➡ 消化活動中 ➡
安息状態 ➡ 副交感神経系ですね。
Q3.脳や神経系に関する記述のうち、
正しいものを2つ選びなさい。
(a) 脊髄には、心拍数を調節する心臓中枢、
呼吸を調節する呼吸中枢がある。
(b) 自律神経系は、末梢神経系と
体性神経系に分類される。
(c) 通常、交感神経系と副交感神経系は、
互いに拮抗して働き、一方が活発に
なっているときには他方は活動を抑制
して、効果を及ぼす各臓器・器官
(効果器)を制御している。
(d) 交感神経の節後線維の末端から放出
される神経伝達物質はノルアドレナリン
であるが、汗腺を支配する交感神経の
節後線維の末端では、例外的にアセチル
コリンが伝達物質として放出される。
👆「脳トレ」かき氷と、可愛いパンダの迷路。
A3.(c) と (d)
(a) 脊髄ではなく「延髄」でしたよね。
(b) 自律神経系は、交感神経系と
副交感神経系に分類されます。
詳細は、A2で、ご案内しました
ブログ(351)をご覧ください。
👆引用元:https://www.ac-illust.com
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。