こんにちは。氷河 期世代です。今回は、
「泌尿器系」の過去問を お出しします。
第2章から、全3問あります。
解答は、画像の後に出ますので
ゆっくりスクロールしてください。
登録販売者試験「過去問」より
Q1.泌尿器系に関する次の記述のうち、
誤っているものはどれか。
(a) 尿は、血液が濾過されて作られるため、
健康な状態であれば、細菌等の微生物は
存在しない。
(b) 腎臓には内分泌腺としての機能があり、
骨髄における、赤血球の産生を促進する
ホルモンを分泌する。
(c) 糸球体の外側を袋状のボウマン嚢が
包み込んでおり、これを腎小体という。
(d) 副腎皮質では、自律神経系に作用する
アドレナリンと、ノルアドレナリンが
産生・分泌される。
👆引用元:https://www.ac-illust.com
A1.(d)
副腎皮質ではなく「副腎髄質」の方です。
👆こちらから、復習していただけます。
Q2.泌尿器系に関する以下の記述について、
誤っているものはどれか。
① 副腎皮質ホルモンの一つであるアルド
ステロンは、体内に塩分と水を貯留し、
カリウムの排泄を促す作用があり、
電解質と水分の、排出調節の役割を
担っている。
② 膀胱の出口にある排尿筋が緩むと、
同時に膀胱壁の膀胱括約筋が収縮し、
尿が尿道へと押し出される。
③ 女性は尿道が短いため、細菌等が侵入
したとき、膀胱まで感染を生じやすい。
④ 高齢者では、膀胱や尿道の括約筋の
働きによって、排尿を制御する機能が
低下し、また膀胱の容量が小さくなる
ため、尿失禁を起こしやすくなる。
👆「塩分と水」のイメージです。
A2.②
膀胱の出口 ➡「膀胱 括約筋」
膀胱壁 ➡「排尿筋」
詳細は、A1で、ご案内しました
ブログ(380)をご覧ください。
覚え方の語呂合わせ・イメージ
「壁に向かって、排尿する」
👇
膀胱壁にあるのは、排尿筋!
👆引用元:https://www.ac-illust.com
Q3.次の記述において( )に入れるべき
字句はどれか。
腎臓に入る動脈は細かく枝分かれして、
毛細血管が小さな球状になった( a )を
形成する。
( a )の外側を袋状のボウマン嚢が包み
込んでおり、これを( b )という。
ボウマン嚢から1本の( c )が伸びて、
( b )と( c )とで、腎臓の基本的な
機能単位を構成している。
👆引用元:https://www.ac-illust.com
A3.(a) 糸球体 (b) 腎小体 (c) 尿細管
腎臓の基本的な機能単位を
「ネフロン」といいます。
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。