こんにちは。氷河 期世代です。今回で
ラスト!リスク区分ごとの「陳列」など
に関する、過去問をお出ししますね。
前回同様、販売時の対応として、
復習問題も含まれていますので
スキマ時間に、ご活用ください。
登録販売者試験「過去問」より
Q1.医薬品の陳列などに関する次の記
述のうち、誤っているものはどれか。
❶ 薬局開設者は、開店時間のうち、
要指導医薬品または一般用医薬品を
販売し、または授与しない時間は、
これらを通常陳列し、または交付
する場所を閉鎖しなければならない。
❷ 要指導医薬品を要指導医薬品陳列
区画の内部の陳列設備、鍵をかけた
陳列設備、または要指導医薬品を
購入しようとする者が直接手の触れ
られない陳列設備に陳列しなければ
ならない。
❸ 鍵のかからない陳列設備に第一類
医薬品を陳列している場合、薬剤師
が勤務していない時間は、その第一
類医薬品 陳列区画を閉鎖しなけれ
ばならない。
❹ 指定第二類医薬品は、鍵をかけて
陳列する場合などを除き、「情報
提供を行うための設備」から10
メートル以内の範囲に陳列しなけ
ればならない。
👆 覚え方の語呂合わせ・イメージ画像。
A1.❹
10ではなく「7」メートルです!
「鍵をかけて陳列する場合を除き」
とは、鍵をかけていない陳列のこと!
👇
鍵をかけていない場所に陳列している
ので、目の届く場所に置きたいのです
👇
ゆえに、7メートル以内とされます。
持ち去られることのないよう、
「斜め(7メ)から見る」という
イメージでも、覚えられますね。
詳細は👆こちらから、ご確認ください
(覚え方の語呂合わせも、あります)。
Q2.医薬品の販売時の対応などに関する
以下の記述のうち、誤っているものは
どれか。
① 第一類医薬品を販売した場合、
医薬品の購入者が情報提供の内容を
理解したことの確認の結果等を書面
等に記載し、2年間保存しなければ
ならない。
② 第一類医薬品の陳列については、
第一類医薬品陳列区画外であっても
鍵をかけた陳列設備であれば、同
医薬品を陳列することができる。
③ 薬局開設者は、指定第二類医薬品を
「情報提供を行うための設備」から
8メートル離れた場所にある、鍵を
かけた陳列設備に陳列することが
できる。
④ 配置販売業者は、医薬品医療機器
等法 施行規則の規定により、一般用
医薬品を陳列する場合には、第一類
医薬品、第二類医薬品または第三類
医薬品の区分ごとに陳列しなければ
ならない。
⑤ 配置販売業では、特定の購入者の
求めに応じて、医薬品の直接の容器
または直接の被包を開封して、分割
販売することができる。
A2.⑤
「配置販売業」のみ、分割販売
は、禁止!されていましたよね。
👆 こちらから、復習していただけます。
③ は正解ですが、ひっかけ問題
なので要注意!としてお話します
👇
A1でも、お話しましたが「鍵」を
かけているか否かで異なりますよね
👇
要するに、鍵をかけた陳列設備に
陳列していれば、8メートル以上
どころか、何 m 離れていても O K!
「指定第二類医薬品」の独特な
陳列ルールには、独学を始めた頃
振り回された思い出があります。
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。