こんにちは。氷河 期世代です。またまた
「滋養強壮保健薬」今回で ラスト！です。
過去問の復習になる過去問から、
「漢方薬」までの範囲をどうぞ。
登録販売者試験「過去問」より
Q１．ビタミン成分に関する以下の記述の
うち、正しいものを２つ選びなさい。
❶ ビタミンAは、赤血球の形成を助け、
神経機能を正常に保つ作用がある。
❷ ビタミンB１は、脂質の代謝に関与
し、皮膚や粘膜の機能を正常に保つ
作用がある。
❸ ビタミンCは、メラニンの生成を
抑える作用がある。
❹ ビタミンDは、腸管でのカルシウム
吸収、および尿細管でのカルシウム
再吸収を促して、骨の形成を助ける
作用がある。
👆引用元：https://www.ac-illust.com
A１．❸ と ❹
❶ ビタミンAではなく「B12」です。
❷ ビタミンB１ではなく「B２」。
ビタミンB群の詳細は👆こちらをどうぞ。
Q２．滋養強壮保健薬に関する次の記述
のうち、誤っているものはどれか。
① 虚弱体質の改善、病中・病後の
栄養補給等の効能・効果については、
医薬品においてのみ認められている。
② ガンマ－オリザノールは、米油及び
米胚芽油から見出された抗酸化作用を
示す成分である。
③ インヨウカクは、強壮、血行促進、
強精等の作用を期待して用いられる。
④ 補中益気湯は、体力虚弱で元気が
なく、胃腸の働きが衰えて、疲れ
やすいものの虚弱体質、疲労倦怠、
病後・術後の衰弱、食欲不振、
ねあせ、感冒に適すとされる。
👆「インヨウカク」の基原：イカリソウ。
A２．①
下記の条件を満たしているものは
「医薬部外品」として扱われます。
・人体に対する作用が緩和なもの
・効能効果の範囲が、ビタミンなどの
栄養補給などに限定されているもの
よろしければ👆こちらもご確認ください。
Q３．次の記述にあてはまる漢方処方製剤
として、最も適切なものは (a) ～ (e)
のうち、どれか。
体力虚弱なものの病後・術後の体力
低下、疲労倦怠、食欲不振、ねあせ、
手足の冷え、貧血に適すとされるが、
胃腸の弱い人では、胃部不快感の
副作用が現れやすいなど、不向きと
される。
まれに重篤な副作用として、肝機能
障害を生じることが知られている。
(a) 黄連解毒湯
(b) 桂枝茯苓丸
(c) 十全大補湯
(d) 大柴胡湯
(e) 防已黄耆湯
👆「漢方薬」のイメージとして。
A３．(c) 十全大補湯
（じゅうぜんたいほとう）
十全大補湯の詳細は👆こちらをどうぞ。
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。
