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531|過去問|禁煙補助剤|咀嚼剤|ニコチン置換療法|交感神経系

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こんにちは。氷河 期世代です。前回の
「口中に用いる薬」つながりで、今回は
禁煙補助剤」の過去問をお出しします。

「ニコチン」が有効成分の医薬品で
咀嚼剤と、パッチ製剤があります。

「パッチ製剤」は1日1回の貼付
にとどめ、2回以上は N G!です。

登録販売者試験「過去問」より

Q1.禁煙補助剤に関する以下の記述の
  うち、誤っているものはどれか。

 ❶ 禁煙補助剤を使用するニコチン置換
  療法は、ニコチンの摂取方法を喫煙
  以外に換えて離脱症状の軽減を図り
  ながら徐々に摂取量を減らし、最終
  的にニコチン摂取をゼロにする方法
  である。

 ❷ 口腔内が酸性になると、ニコチンの
  吸収が増加するためコーヒーや、炭酸
  飲料など、口腔内を酸性にする食品を
  摂取した後しばらくは咀嚼剤の使用を
  避けることとされている。

 ❸ ニコチンは、交感神経系を興奮させる
  作用を示し、アドレナリン作動成分が
  配合された医薬品との併用により、
  その作用を増強させるおそれがある。

 ❹ 咀嚼剤は、大量に使用しても禁煙達成
  が早まるものでなく、かえってニコチン
  過剰摂取による副作用のおそれがある。

カフェインのイメージとしてのコーヒー

   👆「コーヒー」のイメージとして。

A1.
  ニコチンの吸収 ➡ 増加ではなく低下

 詳細は👆こちらから、ご確認ください。

Q2.禁煙補助剤に関する次の記述のうち、
  正しいものを2つ選びなさい。

 ① 咀嚼剤である禁煙補助剤は、嚙む
  ことで放出されたニコチンが、胃粘膜
  から吸収されて循環血液中に移行する
  ことを目的としている。

 ② 咀嚼剤は、菓子のガムのように嚙み、
  唾液を多く分泌させながら使用する
  ことが望ましい。

 ③ 禁煙補助剤は、重い心臓病等の基礎
  疾患がある人では、循環器系に重大な
  悪影響を及ぼすおそれがあるため、
  使用を避ける必要がある。

 ④ うつ病と診断されたことのある人は、
  禁煙時の離脱症状により、うつ症状を
  悪化させることがあるため、使用を
  避ける必要がある。

循環器系のイメージとして

  👆「循環器系」のイメージとして。

A2.

  ① 胃粘膜ではなく「口腔粘膜」です。

  ② ゆっくりと断続的に嚙む、が正解
          👇
   ガムのようには、嚙まないこと!

👆 こちらから、復習していただけます。

Q3.禁煙補助剤に関する記述のうち、
  正しいものを2つ選べ。

 (a) ニコチンは、脳の情動を司る部位
  に働いて覚醒、リラックス効果などを
  もたらす。

 (b) アドレナリン作動成分が配合された
  医薬品(鎮咳去痰薬、鼻炎用薬、痔疾
  用薬等)との併用により、その作用を
  減弱させるおそれがある。

 (c) 禁煙に伴うイライラ感、集中困難、
  落ち着かないなどのニコチン離脱症状
  は、通常、禁煙開始から1~2週間の
  間に起きることが多い。

 (d) 禁煙補助剤は、長期間にわたって
  使用されるべきものではないため、
  短期間で急速にその使用量を減らし
  たほうが、結果的に禁煙達成につな
  がるとされる。

  👆引用元:https://www.ac-illust.com

A3. (a) (c)

  (b) 減弱ではなく「増強」ですよね。

  (d) 短期間で急速に減らすのは N G!
          👇
   初めから無理に減らそうとはせず、
   徐々に使用量を減らしていくこと!

詳細は、A1で、ご案内しました
ブログ(271)をご覧ください。

ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。

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