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530|過去問|口内炎用薬|ベーチェット病|紫根|茵蔯蒿湯ほか

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こんにちは。氷河 期世代です。前回につづき
まして「歯や口中に用いる薬」より、今回は
口内炎用薬」からの過去問を集めました。

空気が乾燥する、この時期は口中も
乾燥して雑菌が繫殖しやすくなり、
口内炎になるリスクも高まります!

登録販売者試験「過去問」より

Q1.口内炎および口内炎用薬に関する
  以下の記述のうち、誤っているもの
  はどれか。

 ❶ 口内炎は、栄養摂取の偏り、スト
  レスや睡眠不足、唾液分泌の低下、
  口腔内の不衛生などが要因となって
  生じるとされる。

 ❷ 一般用医薬品の副作用として口内炎
  が現れることはない。

 ❸ 口内炎や舌炎は、口腔の粘膜上皮に
  水疱や潰瘍ができて痛み、ときに
  口臭を伴う。

 ❹ 茵蔯蒿湯は、口内炎等に用いられる
  漢方処方製剤であるが、体の虚弱な人
  (体力の衰えている人、体の弱い人)、
  胃腸が弱く下痢しやすい人では不向き
  とされる。

  👆引用元:https://www.ac-illust.com

A1.
  一般用医薬品でも副作用として
  現れることがあります!よね。

👆 こちらから、復習していただけます。

Q2.口内炎及び口内炎用薬に関する記述
  のうち、誤っているものはどれか。

 ① 口内炎が、長期間にわたって症状が
  長引いている場合は、口腔粘膜に生
  じた腫瘍である可能性がある。

 ② 口内炎は1~2週間で自然寛解し、
  1ヶ月以上にわたって症状が長引く
  ことはない。

 ③ 口内炎の再発を繰り返す場合、
  ベーチェット病などの可能性も考え
  られるので、医療機関を受診する
  などの対応が必要である。

 ④ 口内炎用薬に配合されるシコンは、
  口腔粘膜の組織修復促進、抗菌など
  の作用を期待して用いられる。

生薬の紫根のイメージとして

 👆 生薬「紫根(シコン)」のイメージ。

A2.
  通常1~2週間で自然寛解するが
          👇
  1ヶ月以上、症状が長引くこともある
          👇
  長期間にわたっている場合は、口腔
  粘膜に生じた「腫瘍」の可能性も!

詳細は、A1で、ご案内しました
ブログ(269)をご覧ください。

Q3.口内炎および口内炎用薬に関する
  次の記述のうち、正しいものを2つ
  選びなさい。

 (a) グリチルレチン酸は、患部から
  の細菌感染を防止することを目的
  として用いられる。

 (b) ステロイド性抗炎症成分が配合
  された口内炎用薬は、長期連用を
  避ける必要がある。

 (c) 口内炎用薬には、患部からの細菌
  感染を防止することを目的として、
  アズレンスルホン酸ナトリウム
  (水溶性アズレン)が配合されて
  いる場合がある。

 (d) セチルピリジニウム塩化物は、
  患部からの細菌感染を防止する
  ことを目的として配合される。

組織修復成分の語呂合わせイメージ

👆覚え方の語呂合わせ・イメージとして。

A3.(b) (d)

  (a) グリチルレチン酸は、抗炎症成分
          👇
   口腔粘膜の炎症を和らげますよね。

  (c) ズレンスルホン酸ナトリウム
   は「組織修復成分」でしたよね。

覚え方の語呂合わせは
ラン・ドロンとの
 関係を修復 する

 👆 こちらから、ご確認いただけます。

ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。

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