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527|過去問|皮膚用薬 ⑽ 頭皮・毛根に|カルプロニウムほか

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こんにちは。氷河 期世代です。前回同様、
外皮用薬より「抗」「抗真菌」成分と、
毛髪用剤(薬)」からの過去問です。

毛髪用薬(剤)は「頭皮・毛根」
に作用するため「皮膚に用いる薬」
として、その範囲に含まれます。

登録販売者試験「過去問」より

Q1.外皮用薬の配合成分と、その主な
  作用の組み合わせについて、正しい
  ものを2つ選びなさい。

① ホモスルファミン
 →細菌の D N A 合成を阻害する

② バシトラシン
 →細菌のタンパク質合成を阻害する

③ テルビナフィン塩酸塩
 →患部を酸性にし、皮膚糸状菌の
  発育を抑制する

④ ビホナゾール
 →皮膚糸状菌の細胞膜を構成する
  成分の産生を抑制する

覚え方の語呂合わせ・イメージとして石橋の壁を壊す図

👆覚え方の語呂合わせ・イメージとして。

A1.

  ② タンパク質ではなく「細胞壁」。

覚え方の語呂合わせ・イメージは
「石を壊す」でしたよね。

詳細は👆こちらから、ご確認ください。

  ③ は「ウンデシレン酸」の説明文。

  「○○フィン」のテルビナフィン
  細胞膜を構成する成分の産生を妨げる
  という、シンプルな作用でしたよね。

よろしければ👆こちらもご確認ください。

Q2.次の記述にあてはまる毛髪用薬の
  配合成分は (a)~(e) のうちどれか。

末梢組織(適用局所)においてアセ
チルコリンに類似した作用(コリン
作用)を示し、頭皮の血管を拡張、
毛根への血行を促すことによる発毛
効果を期待して用いられる。

副作用として、コリン作用による局所
又は全身性の発汗、それに伴う寒気、
震え、吐きけが現れることがある。

(a) カルプロニウム塩化物
(b) エストラジオール安息香酸エステル
(c) カシュウ
(d) チクセツニンジン
(e) ヒノキチオール

     👆 写真は「ヒノキの葉」です。

A2.(a) カルプロニウム塩化物

  (b) エストラジオール安息香酸エス
   テルは、「女性ホルモン」による
   「脱毛抑制効果」でしたよね。

  (c) カシュウは頭皮の「質代謝」を
   高めて、余分な「皮」を取り除く
          👇
   良質な質を含むカシューナッツを
   イメージすると覚えやすいですね。

  (d) チクセツニンジンは、根菜の人参
   のイメージどおり血行促進、抗炎症
   などの作用が期待されています。

👆 こちらから、復習していただけます。

ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。

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