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524|過去問|皮膚用薬 ⑺サリチル酸|イオウ|尿素・ワセリン他

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こんにちは。氷河 期世代です。またまた
今回も「外皮用薬」の過去問を どうぞ。

殺菌消毒成分」「角質軟化成分」
保湿成分」などの範囲からです。

登録販売者試験「過去問」より

Q1.次の殺菌消毒薬に配合される成分
  のうち、結核菌を含む一般細菌類、
  真菌類、ウイルスの全てに対して
  殺菌消毒作用を示すものとして、
  正しいものはどれか。

❶ アクリノール
❷ オキシドール
❸ クロルヘキシジングルコン酸塩
❹ ベンザルコニウム塩化物
❺ ポビドンヨード

    👆 大きさの比較イメージとして。

A1.

  ❶ ❷ アクリノールオキシドール
  「一般細菌類の一部」でしたよね。

👆 こちらから、復習していただけます。

  ❸ ❹ クロルヘキシジングルコン酸塩
  とベンザルコニウム塩化物は、ともに
  「一般細菌類、真菌類」ですよね。

よろしければ👆こちらもご確認ください。

Q2.肌の角質化、かさつき等を改善する
  外皮用薬の配合成分と、その特徴に
  ついて正しいものを2つ選びなさい。

① サリチル酸
 → 角質成分を溶解することにより
   角質軟化作用を示す。

② イオウ
 → 皮膚の角質層を構成するケラ
   チンを変質させることにより、
   角質軟化作用を示す。

③ 尿素
 → 抗菌、抗真菌、抗炎症作用を
   期待して、にきび用薬等に配合
   されている場合がある。

④ 白色ワセリン
 → 頭皮のフケを抑える効果を期待
   して、毛髪用薬に配合されて
   いる場合がある。

👆 硫黄(イオウ)山、温泉の吹き出し口。

「腐った卵の臭い」が
特徴的な硫黄泉ですね。

A2.

  ③ ④ 尿素白色ワセリンは、共に
  角質層の「水分保持量」を高めて、
  皮膚の乾燥を改善する保湿成分です。

③ と ④ の説明文は、いずれも
「サリチル酸」に関するものです。
   👇
・うおのめ、たこ治療薬
・にきび治療薬
・毛髪用薬。。サリチル酸は多才!

 👆 こちらから、ご確認いただけます。

Q3.角質軟化薬および抗真菌薬に関する
  以下の記述のうち、誤っているものは
  どれか。

 (a) グリセリンは、皮膚の角質層を構成
  するケラチンを変質させることによる
  角質軟化作用を目的として用いられる。

 (b) 尿素は、角質層の水分保持量を高め、
  皮膚の乾燥を改善することを目的とし
  て用いられる。

 (c) 一般的に、じゅくじゅくと湿潤して
  いる患部には、軟膏が適すとされる。

 (d) 皮膚が厚く角質化している部分には、
  液剤が適している。

    👆 皮膚の断面イメージとして。

A3. (a)
  グリセリンではなく「イオウ」の
  説明文ですよね。グリセリンは。。
        👇
  A2でお話した尿素白色ワセリン
  同様、水分保持量を高める作用です。

ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。

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