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520|過去問|皮膚用薬 ⑶ 外皮用薬|ステロイド性抗炎症成分他

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こんにちは。氷河 期世代です。今回も、
皮膚に用いる薬から「外皮用薬」より、
配合成分などに関する過去問をどうぞ。

主に登場するのは、殺菌消毒成分
と、ステロイド性抗炎症成分です。

登録販売者試験「過去問」より

Q1.外皮用薬とその成分に関する以下の
  記述のうち、正しいものを2つ選べ。

 ❶ 外皮用薬を適用する皮膚表面に皮脂
  が多く付着していると、有効成分の
  浸透性は高くなる。

 ❷ オキシドールは、一般細菌類の一部
  (連鎖球菌、黄色ブドウ球菌などの
  化膿菌)に対する殺菌作用を示すが、
  真菌、結核菌、ウイルスに対しては
  効果がない。

 ❸ オキシドールの作用は、二酸化塩素
  の分解に伴って発生する活性酸素に
  よる酸化、及び発生する酸素による
  泡立ちによる物理的な洗浄効果である。

 ❹ ベンザルコニウム塩化物は、石けん
  との混合によって、殺菌消毒効果が
  低下するので、石けんで洗浄した後
  に使用する場合には、石けんを十分
  に洗い流す必要がある。

 ❺ 外皮用薬で用いられるステロイド性
  抗炎症成分は、広範囲に生じた皮膚
  症状の緩和を目的とするものである。

  👆引用元:https://www.ac-illust.com

A1.

  ❶ 浸透性が「低下」するため、
   患部を洗浄してから使用します。

よろしければ👆こちらもご確認ください。

  ❸ 二酸化塩素ではなく「過酸化水素
   は、義務教育で教わりましたよね。

オキシドールは👆こちらをご覧ください。

  ❺ 体の一部分に生じた、一時的な
   皮膚症状の緩和が目的のため。。
         👇
   「広範囲」や「慢性」は対象外

 👆 こちらから、ご確認いただけます。

Q2.外皮用薬に用いられるステロイド性
  抗炎症成分に関する次の記述のうち、
  正しいものを2つ選びなさい。

 ① ステロイド性抗炎症成分が配合された
  一般用医薬品の外皮用薬を使用して、
  症状が抑えられた場合には、長期間に
  わたって使用することが適切である。

 ② 広範囲に生じた皮膚症状や、慢性の
  湿疹・皮膚炎に適している。

 ③ 副腎皮質ホルモンと共通する化学
  構造を持つ主な成分として、デキサ
  メタゾンや、プレドニゾロン酢酸
  エステルがある。

 ④ 末梢組織の免疫機能を向上させる
  作用を示す。

 ⑤ コルチゾンに換算して1g または
  1mL 中に0.025mg を超えて含有
  する外皮用薬では、特に長期連用を
  避ける必要がある。

  👆引用元:https://www.ac-illust.com

A2.

  ①② A1の ❺ でも、お話しましたが
  「広範囲慢性」には N G!のため
         👇
  「長期連用」も N G!になりますね。

  ④ 末梢組織の免疫機能を向上ではなく
  「低下」させる作用を示す、でしたね。

ステロイド性抗炎症成分の
好ましくない作用」として
抑えておきたいところです。

詳細は、A1で、ご案内しました
ブログ(249)をご覧ください。

ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。

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