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519|過去問|皮膚用薬 ⑵ 一般的な創傷への対応|ヨウ素系ほか

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こんにちは。氷河 期世代です。前回につづき
「皮膚に用いる薬」から「外皮用薬」より、
一般的な対応などに関する過去問を どうぞ。

殺菌消毒成分」は、日常生活に
おいて、聞きなじみのある成分名
が多いので、覚えやすい範囲です。

登録販売者試験「過去問」より

Q1.きず口等の殺菌消毒薬の配合成分
  及び一般的な創傷への対応に関する
  以下の記述のうち、正しいものを
  2つ選びなさい。

 ❶ アクリノールは、比較的刺激性が
  高く、創傷患部にしみやすい。

 ➋ オキシドール(過酸化水素水)は、
  組織への浸透性は高いが、刺激性が
  ない。

 ❸ ヨウ素の殺菌力は、酸性になると
  低下するため、石けんと併用する
  場合には、石けん分をよく洗い落
  としてから使用するべきである。

 ❹ 創傷部への殺菌消毒薬の繰り返しの
  使用は、皮膚常在菌を殺菌したり、
  殺菌消毒成分により組織修復が妨げら
  れることで治癒が遅れることがある。

 ❺ 最近では、創傷面に浸出してきた液
  の中に、表皮再生の元になる細胞を
  活性化させる成分が含まれている
  ため乾燥させない方が早く治癒する
  という考えも広まってきている。

  👆引用元:https://www.ac-illust.com

A1.

  ❶ アクリノールは、比較的刺激性が
   低く、創傷患部にしみにくいので、
   真逆の説明文になっていますよね。

  ➋ オキシドールは、組織への浸透性
   は低く刺激性があるので、真逆
   の説明文になりますね、こちらも。

  ❸ 酸性ではなく「アルカリ性」です。

👆 こちらから、復習していただけます。

Q2.きず口等の殺菌消毒薬の配合成分
  及び一般的な創傷への対応に関する
  以下の記述のうち、誤っているもの
  はどれか。

 ① ヨウ素系殺菌消毒成分は、ヨウ素
  による酸化作用により、結核菌を
  含む一般細菌類、真菌、ウイルス
  に対して殺菌消毒作用を示す。

 ② ヨードチンキは、化膿している
  部位に使用された場合、かえって
  症状を悪化させるおそれがある。

 ③ アクリノールは、黄色の色素で、
  一般細菌類の一部(連鎖球菌、黄色
  ブドウ球菌などの化膿菌)と真菌、
  結核菌に対する殺菌消毒作用を示す
  が、ウイルスに対しては効果がない。

 ④ 火傷(熱傷)の場合は水疱(水ぶ
  くれ)が破れると、そこから感染を
  起こして、化膿することがあるため
  冷やした後は、水疱を破らないよう
  にする。

 ⑤ 出血しているときは、創傷部に
  清潔なガーゼや、ハンカチ等を当て
  て、創傷部を心臓より高くして圧迫
  すると、止血効果が高い。

    👆「連鎖球菌」のイメージとして。

その名の通り「鎖(くさり)」の
ように、連なっている球菌です。

A2.
  アクリノール、およびオキシドール
  殺菌消毒作用を示すのは「一般細菌類
  の一部、でしたよね。

詳細は、A1で、ご案内しました
ブログ(247)をご覧ください。

ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。

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