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518|過去問|皮膚に用いる薬 ⑴ 外皮用薬|剤形|殺菌消毒成分

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こんにちは。氷河 期世代です。日に日に
秋らしくなってきましたね。蚊に刺され
やすい次男は「とびひ」に要警戒な時期。

今回からは、皮膚に用いる薬より、
外皮用薬」に関する過去問です。

登録販売者試験「過去問」より

Q1.外皮用薬に関する以下の記述の
  うち、誤っているものはどれか。

 ❶ 外皮用薬は、表皮の角質層が柔ら
  かくなることで有効成分が浸透し
  やすくなることから、入浴後に
  用いるのが効果的とされる。

 ❷ 軟膏剤は、その薬剤を容器から直接
  指に取り、患部に塗布した後、また
  指に取ることを繰り返すと、容器内
  に雑菌が混入するおそれがあるため
  いったん手の甲などに必要量を取って
  から患部に塗布することが望ましい。

 ❸ 貼付剤(テープ剤、パップ剤)は、
  患部やその周囲に汗や汚れ等が付着
  した状態で貼付すると、有効成分の
  浸透性が低下するほか、剝がれやすく
  もなるため十分な効果が得られない。

 ❹ エアゾール剤は、至近距離から同じ
  部位に、連続して噴霧することが
  望ましい。

外用鎮痛消炎薬(湿布など)のイメージとして

    👆「貼付剤」のイメージとして。

A1.
  凍傷(とうしょう)を起こすことが
  あるため患部から十分に離して噴霧
          👇
  連続噴霧時間は3秒以内が望ましい!

いわゆる「3秒ルール」はスプレー
エアゾール剤にも適用イメージ。

よろしければ👆こちらもご確認ください。

Q2.外皮用薬とその成分に関する次の
  記述のうち、正しいものを2つ選べ。

 ① ヨウ素系の殺菌力は、アルカリ性に
  なると低下するため、石けんと併用
  する場合には、石けん分をよく洗い
  落としてから使用するべきである。

 ② クロルヘキシジングルコン酸塩は、
  一般細菌類、真菌類よりも、結核菌や
  ウイルスに対して強い殺菌消毒作用を
  示す。

 ③ エタノールは皮膚刺激性が強いため
  患部表面を軽く清拭するにとどめ、
  脱脂綿やガーゼに浸して患部に貼付
  することは避けるべきとされている。

 ④ エタノールはアルコール分が微生物
  のタンパク質を変性させ、一般細菌
  類、ウイルスには殺菌消毒作用を示
  すが、真菌類には効果がない。

  👆「エタノール」のイメージとして。

A2.

  ② クロルヘキシジングルコン酸塩
   は、一般細菌類真菌類に比較的
   広い殺菌消毒作用を示しますが。。
          👇
   結核菌や、ウイルスには効果なし
   のため、説明文とは真逆ですよね。

  ④ エタノールは一般細菌類、真菌類、
   結核菌、ウイルスの4種類すべて
   作用を示すオールマイティ!です。

ヨウ素系も、エタノールと同様、
オールマイティ!でしたよね。

👆 こちらから、復習していただけます。

エタノールの詳細は👆こちらもどうぞ。

ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。

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