こんにちは。氷河 期世代です。
9月も後半、急に涼しくなりましたね。
季節の変わり目、秋の入口に
刺してくる「蚊」は強力!と
感じたことはありませんか?
そんな時節柄、今回は「殺虫剤・忌避剤」
の範囲から、過去問をお出しししますね。
登録販売者試験「過去問」より
Q1.殺虫剤・忌避剤に関する以下の記述
のうち、誤っているものはどれか。
❶ 殺虫剤・忌避剤のうち人体に対する
作用が緩和な製品は、医薬部外品と
して製造販売されている。
❷ 忌避剤は人体に直接使用されるが、
蚊、ツツガムシ等が人体に取り付いて
吸血したり、病原細菌等を媒介する
のを防止するものであり、虫さされに
よる痒みや腫れなどの症状を和らげる
効果はない。
❸ 保健衛生上の害を及ぼす昆虫等を
衛生害虫という。
❹ ハエの防除の基本は、ウジの防除で
あり、通常、有機リン系殺虫成分が
配合された殺虫剤が用いられる。
❺ シラミの防除はフェノトリンが配合
されたシャンプーやてんか粉といった
医薬品による方法のみである。
👆「ハエたたき」のイメージとして。
A1.❺
医薬品以外の「物理的な方法」として
👇
散髪、洗髪、入浴、衣服の熱湯処理など。
👆 こちらから、復習していただけます。
Q2.殺虫剤・忌避剤に関する次の記述の
うち、誤っているものはどれか。
(a) 蚊(アカイエカ、シナハマダラカ)
は、吸血によって皮膚に発疹や痒みを
引き起こすほか日本脳炎、マラリア、
黄熱、デング熱等の重篤な病気を媒介
する。
(b) 燻蒸処理によりゴキブリの駆除を
行う場合、ゴキブリの卵は医薬品の
成分が浸透しない殻で覆われている
ため、殺虫効果を示さない。
(c) シラミは、その種類ごとに寄生対象
となる動物が決まっているため、ヒト
以外の動物に寄生するシラミが、ヒト
に寄生して直接的な害を及ぼすことは
ない。
(d) ヒョウダニ類は、通常は他のダニ
や昆虫の体液を吸って生きているが、
大量発生したときにはヒトが刺される
ことがある。刺されると、その部位が
赤く腫れて痒みを生じる。
(e) トコジラミは、体長が比較的大きい
(成虫で約8mm)ので電気掃除機で
吸引することによる駆除も可能である。
👆「燻蒸(くんじょう)処理」のイメージ。
A2.(d)
ヒョウダニ類ではなく「ツメダニ類」
の説明文になります。
詳細は、A1で、ご案内しました
ブログ(301)をご覧ください。
よろしければ👆こちらもご確認ください。
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。