こんにちは。氷河 期世代です。前回につづき
その他の循環器用薬より、過去問になります。
「ユビデカレノン」の成分名から
「ジョンレノン」を連想してしまう
のは、私だけでしょうか。。失礼。
登録販売者試験「過去問」より
Q1.循環器用薬に関する以下の記述の
うち、誤っているものはどれか。
❶ ユビデカレノンはコエンザイムQ10
とも呼ばれ、心筋の酸素利用効率を
高める働きがある。
❷ ユビデカレノンは、軽度な心疾患に
より日常生活の身体活動を少し越えた
ときに起こる動悸、息切れ、むくみの
症状に用いられる。
❸ ヘプロニカートは、末梢の血液循環を
改善する作用を示す。
❹ コウカは、末梢の血行を促して、
うっ血を除く作用があるとされる。
❺ 七物降下湯は、構成生薬としてダイ
オウを含み、本剤を使用している間は
瀉下薬の使用を避ける必要がある。
👆「むくみ」の仕組みイメージとして。
A1.❺
七物降下湯(しちもつこうかとう)
ではなく「三黄瀉心湯(さんおう
しゃしんとう)」の説明文ですね。
三黄瀉心湯の「黄」から、ダイオウ
(大黄)入りであり、瀉下薬との
併用を避ける!ことをイメージ。
👆 こちらから、復習していただけます。
Q2.循環器用薬に関する次の記述のうち、
誤っているものを2つ選びなさい。
① ユビデカレノンは、エネルギー代謝
に関与する酵素の働きを助ける成分
で、摂取された栄養素からエネルギー
が産生される際にビタミンCとともに
働く。
② ユビデカレノンは、心筋の酸素利用
効率を高めて収縮力を抑えることに
よって、血液循環の改善効果を示す
とされる。
③ ユビデカレノンは、副作用として
胃部不快感、食欲減退、吐きけ、
下痢、発疹・痒みが現れることがある。
④ ヘプロニカートから遊離されたニコ
チン酸は、末梢の血液循環を改善する
作用を示すとされる。
⑤ ルチンは、ビタミン様物質の一種で
高血圧等における毛細血管の補強、
強化の効果を期待して用いられる。
👆「ルチン」を含む食品「蕎麦(そば)」
A2.① と ②
① ビタミンCではなく「ビタミンB群」
とともに働く、でしたよね。
ユビデカレノンの「ビ」から、
ビタミン「B群」をイメージ。
② 収縮力を抑える、ではなく「高める」
ですよね。
👆 こちらから、確認していただけます。
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。