こんにちは。氷河 期世代です。強心薬に
始まり、高CL改善薬、貧血用薬とつづき
まして今回は、その他の循環器用薬です。
ユビデカレノンの別名である
「コエンザイムQ10」は、
有名な成分名ですよね。
登録販売者試験「過去問」より
Q1.循環器用薬に関する以下の記述の
うち、誤っているものはどれか。
❶ 高血圧や心疾患に伴う諸症状を改善
する一般用医薬品は、体質の改善
または症状の緩和を目的とするもの
ではなく、高血圧や心疾患そのもの
の治療を目的とするものである。
❷ 三黄瀉心湯を使用している間は、
瀉下薬の使用を避ける必要がある。
❸ 生薬成分であるコウカは、末梢の
血行を促して、うっ血を除く作用
があるとされる。
❹ 日本薬局方収載のコウカを煎じて
服用する製品は、冷え性及び血色
不良に用いられる。
👆「紅花(コウカ)」のイメージとして。
A1.❶
一般用医薬品は「補助的」なもので
あり、疾患そのものを治療するもの
では、ありません!
👆 こちらから、復習していただけます。
Q2.次の記述は、循環器用薬として
用いられる漢方処方製剤に関する
ものである。該当する漢方処方製剤
は、① ~ ⑤ のうち、どれか。
体力中等度以下で、顔色が悪くて疲れ
やすく、胃腸障害のないものの高血圧
に伴う随伴症状(のぼせ、肩こり、耳
鳴り、頭重)に適すとされるが、胃腸
が弱く下痢しやすい人では、胃部不快
感等の副作用が現れやすい等、不向き
とされる。
また、15歳未満の小児への使用は、
避ける必要がある。
① 六君子湯
② 七物降下湯
③ 猪苓湯
④ 加味帰脾湯
⑤ 桂枝加芍薬湯
👆「15歳未満の小児」イメージとして。
A2.② 七物降下湯(しちもつこうかとう)
詳細は、A1で、ご案内しました
ブログ(312)をご覧ください。
Q3.循環器用薬に関する次の記述の
うち、誤っているものはどれか。
(a) ユビデカレノンは、肝臓や心臓等の
臓器に多く存在し、エネルギー代謝に
関与する酵素の働きを助ける。
(b) ユビデカレノンを含んだ循環器用薬
は小児用から大人用まで製品がある。
(c) ヘプロニカートは、ニコチン酸が
遊離し、そのニコチン酸の働きに
よって、末梢の血液循環を改善する
作用を示すとされる。
(d) ヘプロニカートは、ビタミンEと
組み合わせて用いられる場合が多い。
👆引用元:https://www.ac-illust.com
A3.(b)
15歳未満の小児向け製品は、
ありません!
👆 こちらから、ご確認いただけます。
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。