こんにちは。氷河 期世代です。
「胃の薬」につづきまして、今回からは
「腸の薬」の過去問を、お出ししますね。
第3章の範囲から全3問あります。
画像の後に、解答が出てきますので
ゆっくりスクロールしてください。
登録販売者試験「過去問」より
Q1.腸の薬に関する次の記述のうち、
誤っているものはどれか。
❶ 日本薬局方収載のケツメイシ、
ゲンノショウコは、煎薬として
整腸(便通を整える)、腹部膨満感
などに用いられる。
❷ 次没食子酸ビスマスは、腸粘膜の
タンパク質と結合して不溶性の膜を
形成し、腸粘膜をひきしめる(収斂)
ことにより腸粘膜を保護することを
目的として用いられる。
❸ タンニン酸アルブミン配合の止瀉薬
は、牛乳にアレルギーがある人では
使用を避ける必要がある。
❹ ロペラミド塩酸塩は、食あたりや
水あたりによる下痢の症状に用いら
れることを目的として配合される。
👆引用元:https://www.ac-illust.com
A1.❹
ロペラミドは「食べすぎ、飲みすぎ、
寝冷えによる下痢」に用いられます。
👆 こちらから、ご確認いただけます。
Q2.腸の薬に関する次の記述のうち、
誤っているものはどれか。
(a) センナから抽出された成分である
センノシドは小腸を刺激して排便を
促すことを目的として用いられる。
(b) 酸化マグネシウムは、腸内容物の
浸透圧を高めることで、糞便中の
水分量を増す作用がある。
(c) 抗菌作用を持つベルベリン配合の
止瀉薬は、細菌感染による下痢の
症状を鎮めることを目的に用いられ
る場合がある。
(d) アクリノールは、抗菌作用を期待
して用いられる。
👆 写真は「センナ」です。
A2.(a)
小腸ではなく「大腸」でしたよね。
👆 こちらから、復習していただけます。
Q3.ロペラミド塩酸塩が配合された
止瀉薬に関する記述のうち、正しい
ものを2つ選びなさい。
① 一般用医薬品では、15歳未満の
小児には適用がない。
② 食あたりによる下痢の症状に用い
られる。
③ 胃腸鎮痛鎮痙薬と併用すると
効果的である。
④ 2~3日間使用しても症状の改善
がみられない場合は、医師の診療を
受けるなどの対応が必要である。
👆「15歳未満の小児」のイメージとして。
A3.① と ④
詳細は、A1で、ご案内しました
ブログ(335)をご覧ください。
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。