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495|過去問|胃の薬 ⑵ 胃腸の不調に漢方薬|大黄甘草湯ほか

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こんにちは。氷河 期世代です。前回につづき
「胃の薬」から、過去問をお出しししますね。

「胃腸薬」として「腸の薬」の
範囲も含まれる場合があります
こと、ご了承くださいませ。

登録販売者試験「過去問」より

Q1.胃の薬の配合成分に関する以下の
  記述のうち、正しいものを2つ選べ。

 ❶ アズレンスルホン酸ナトリウムは、
  消化管内容物中に発生した気泡の
  分離を促すことを目的として配合
  されていることがある。

 ❷ テプレノンは荒れた胃粘膜の修復を
  促す等の作用を期待して用いられる。

 ❸ ピレンゼピン塩酸塩は、消化管の
  運動に、ほとんど影響を与えずに
  胃液の分泌を抑える作用を示すと
  される。

 ❹ オウバクは、ミカン科のウンシュウ
  ミカンの成熟した果皮を基原とする
  生薬で、香りによる健胃作用を期待
  して用いられる。

温州みかんのイメージとして

👆 写真は、温州(ウンシュウ)みかんです。

A1.

  ❶ アズレンではなく「ジメチコン
  (ジメチルポリシロキサン)」の
   説明文になります。

  ❹ オウバクではなく陳皮チンピ
   についての説明文ですよね。

 👆 こちらから、復習していただけます。

Q2.胃または腸の不調を改善する目的で
  用いられる漢方処方製剤に関する次の
  記述のうち、誤っているものはどれか。

 (a) 大黄甘草湯は、体力に関わらず
  使用できる。便秘、便秘に伴う頭重、
  のぼせ、湿疹・皮膚炎、ふきでもの
  (にきび)、食欲不振(食欲減退)、
  腹部膨満、腸内異常発酵、痔などの
  症状の緩和に適すとされる。

 (b) 桂枝加芍薬湯は、体力中等度以下で
  腹部膨満感のあるもののしぶり腹、
  腹痛、下痢、便秘に適すとされる。

 (c) 人参湯(理中丸)は、体力中等度
  以上で、胃がもたれて消化が悪く、
  ときに吐きけ、食後に腹が鳴って下痢
  の傾向のある人における食べ過ぎに
  よる胃のもたれ、急・慢性胃炎、消化
  不良、食欲不振に適すとされる。

 (d) 六君子湯は、体力中等度以下で、
  胃腸が弱く、食欲がなく、みぞおち
  がつかえて疲れやすく、貧血性で
  手足が冷えやすいものの胃炎、胃腸
  虚弱、胃下垂、消化不良、食欲不振、
  胃痛、嘔吐に適すとされる。

漢方薬の六君子湯を覚えるためのイメージとして

 👆「六君子湯(りっくんしとう)」の
   覚え方の語呂合わせ・イメージ。

A2.(c)
  人参湯ではなく平胃散(へいいさん)
  の説明文ですね。

 👆 こちらから、確認していただけます。

よろしければ👆こちらも、ご確認ください。

ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。

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