こんにちは。氷河 期世代です。今回は、
前回とは逆になります「眠気を防ぐ薬」
より、過去問を3つ、お出ししますね。
お忙しい毎日のスキマ時間に
ご活用いただけたら幸いです。
登録販売者試験「過去問」より
Q1.眠気を促す薬に関する以下の記述
のうち、誤っているものはどれか。
❶ 眠気防止薬は、一時的に精神的な
集中を必要とするときに、眠気や
倦怠感を除去する目的で使用される
ものであり、疲労を解消したり睡眠
が不要になるというものではない。
❷ 授乳中の女性がカフェインを摂取
すると、その一部が乳汁中に移行
する。
❸ 小児用の眠気防止薬として、無水
カフェインを用いる。
❹ カフェインは、眠気防止に関連
しない作用として、腎臓における
ナトリウムイオンの再吸収促進作用
があり、尿量の増加をもたらす。
👆カフェインのイメージとしての「緑茶」
正確には、緑茶の茶葉を育てている
美しい茶畑。富士山とともに絶景!
A1.❸
小児用の眠気防止薬は、ありません!
👆 こちらから、復習していただけます。
Q2.次の記述は、一般用医薬品における
カフェインに関するものである。a、b
の( )にあてはまる字句はどれか。
眠気防止薬におけるカフェインの
1回摂取量は、カフェインとして
( a )、1日摂取量はカフェイン
として( b )が上限とされている。
① 100 mg ③ 500 mg
② 200 mg ④ 800 mg
👆カフェインのイメージとして「コーヒー」
A2.( a )➡ ②、 ( b )➡ ③
詳細は、A1で、ご案内しました
ブログ(293)をご覧ください。
Q3.カフェインに関する以下の記述の
うち、正しいものを2つ選びなさい。
(ア)かぜ薬や、アレルギー用薬などを
使用したことによる、眠気を抑える
ためにカフェインが配合された眠気
防止薬を使用することは、適切では
ない。
(イ)カフェインには、作用は弱い
ながら反復摂取により依存を形成
するという性質がある。
(ウ)カフェインの血中濃度が、最高
血中濃度の半分に低減するのに要
する時間は、通常の成人が約80
時間であるのに対して、乳児では
約3.5時間と短い。
(エ)授乳中の女性が、カフェインを
大量に摂取したり、カフェインを
連用したりした場合には、乳児の
体内にカフェインが蓄積して徐脈
や、催眠鎮静を引き起こす可能性
がある。
👆カフェインのイメージとして「紅茶」
A3.(ア)と(イ)
(ウ)成人と乳児の所要時間が逆!
👇
成人 ➡ 約3.5時間
乳児 ➡ 約80 時間 👈長い!
(エ)乳児に ✕ 徐脈や ✕ 催眠鎮静
👇
「頻脈」や「不眠」でしたよね。
👆 こちらから、ご確認いただけます。
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。