こんにちは。氷河 期世代です。今回の
過去問は「眠気を促す薬」になります。
眠気を促す薬は別名「催眠鎮静薬」
「睡眠改善薬」「睡眠補助薬」とも
呼ばれます。第3章、全2問です。
最後に、登録販売者ごるごり様
の楽しい動画を掲載しています。
登録販売者試験「過去問」より
Q1.眠気を促す薬に関する以下の記述の
うち、正しいものを2つ選びなさい。
❶ 抗ヒスタミン成分を含有する睡眠
改善薬は、一時的な睡眠障害(寝
つきが悪い、眠りが浅い)の緩和
に用いられる。
❷ 15歳未満の小児では、抗ヒスタ
ミン成分により、眠気とは反対の
神経過敏や中枢興奮などの副作用
が起きやすいため、減量して使用
しなければならない。
❸ ブロモバレリル尿素を含有する
睡眠改善薬は、妊婦または妊娠して
いると思われる女性に使用できる。
❹ チャボトケイソウは、オミナエシ科
のカノコソウの根茎及び根を基原と
する生薬である。
❺ ヒスタミンは、生体内情報伝達物質
であり、脳の下部にある睡眠・覚醒
に関与する部位で神経細胞の刺激を
介して、覚醒の維持や調節を行う
働きを担っている。
👆「15歳未満の小児」のイメージとして。
A1.❶ と ❺
❷ 若年者を含む、特に15歳未満の
小児への使用は禁忌!でしたよね。
👆 こちらから、復習していただけます。
❸ 胎児に障害の可能性があるため、
妊婦、または妊娠しているかも
女性への使用は禁忌!ですよね。
❹ チャボトケイソウではなく、
鹿子草(カノコソウ)の説明文。
問題文に答えが書いてありますね。
👆 こちらから、ご確認いただけます。
Q2.眠気を促す薬に関する次の記述の
うち、誤っているものはどれか。
① ジフェンヒドラミン塩酸塩は、
抗ヒスタミン成分の中でも特に
中枢作用が強い。
② アリルイソプロピルアセチル尿素
は、脳の興奮を抑え、痛覚を鈍く
する作用がある。
③ ホップは神経の興奮・緊張緩和を
期待して配合される。
④ 妊婦又は妊娠していると思われる
女性の睡眠障害には、睡眠改善薬
が適用される。
⑤ 酸棗仁湯は、体力中等度以下で、
心身が疲れ、精神不安、不眠など
があるものの不眠症、神経症に適す
とされるが、胃腸が弱い人、下痢
または下痢傾向のある人では、
消化器系の副作用(悪心、食欲
不振、胃部不快感等)が現れやすい
等、不向きとされる。
👆「妊婦」のイメージとして。
A2.④
妊娠中の睡眠障害は、適応対象外!
👇
妊娠中の睡眠障害は、体型の変化や
ホルモンバランスの変化が原因です。
詳細は、A1で既に、ご案内済みの
ブログ(287)をご覧ください。
よろしければ👆こちらもご確認ください。
おすすめ!登録販売者ごるごり様
👆おすすめのYouTubeチャンネルです♥
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。