こんにちは。氷河 期世代です。今回からは
第3章より過去問を3つ、お出ししますね。
かぜ薬(総合感冒薬)の範囲です。
最後に「登録販売者ごるごり」様
の、動画を掲載しております。
登録販売者試験「過去問」より
Q1.かぜに関する以下の記述のうち、
正しいものを2つ選びなさい。
❶ かぜの約8割は、細菌の感染が原因
である。
❷ かぜとよく似た症状が現れる疾患に
リウマチ熱、肺結核、髄膜炎などが
ある。
❸ かぜは単一の疾患ではなく、上気道
の急性炎症の総称で、通常は数日~
1週間程度で自然寛解する。
❹ インフルエンザ(流行性感冒)は
かぜと同程度の感染力であるが、
重症化しやすい。
👆引用元:https://www.ac-illust.com
A1.❷ と ❸
❶ 細菌ではなく「ウイルス」です。
❹ インフルエンザは感染力が強く、
かぜとは区別して扱われますよね。
👆こちらから、復習していただけます。
Q2.かぜの症状緩和に用いられる漢方
処方製剤に関する次の記述について
正しいものを2つ選べ。
(a) 小青竜湯は、体力中等度またはやや
虚弱で、薄い水様の痰を伴う咳や鼻水
が出るものの気管支炎、気管支喘息、
鼻炎、アレルギー性鼻炎、むくみ、
感冒、花粉症に適すとされる。
(b) 葛根湯は、体力中等度以上のものの
感冒の初期(汗をかいていないもの)、
鼻かぜ、鼻炎、頭痛、肩こり、筋肉痛、
手や肩の痛みに適すとされ、重篤な
副作用はない。
(c) 香蘇散は、体力虚弱で、神経過敏で
気分がすぐれず胃腸の弱いもののかぜ
の初期、血の道症に適すとされる。
(d) 麻黄湯は、体力中等度で、ときに脇腹
からみぞおちあたりにかけて苦しく、
食欲不振や口の苦味があり、舌に白苔
がつくものの食欲不振、吐きけ、胃炎、
胃痛、胃腸虚弱、疲労感、かぜの後期の
諸症状に適すとされる。
👆雑草。。ではなく麻黄(マオウ)です。
A2.(a) と (c)
(b) 重篤な副作用として肝機能障害、
偽アルドステロン症があります。
(d) 小柴胡湯(しょうさいことう)の
説明文ですよね。
よろしければ👆こちらもご確認ください。
Q3.かぜ薬に配合される成分に関する
記述のうち、誤っているものはどれか。
① チペピジンヒベンズ酸塩は、咳を
抑えることを目的として配合される
場合がある。
② 去痰成分としてグアイフェネシン
がある。
③ ベラドンナ総アルカロイドは、鼻汁
分泌やくしゃみを抑えることを目的
として配合される場合がある。
④ アセトアミノフェンは、小児で水疱
(水疱瘡)またはインフルエンザに
かかっているときは、使用することが
できない。
👆ベラドンナの基原:ナス科の草本です。
A3.④
アセトアミノフェンではなく、
サリチルアミド、エテンザミドです。
👆こちらから、ご確認いただけます。
登録販売者ごるごり様の語呂合わせ
👆おすすめのYouTubeチャンネルです♥
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。