こんにちは。氷河 期世代です。前回につづき
「運動器官」より今回は、骨格系・筋組織に
関する、過去問を3つ お出ししますね。
解答は、画像の後に出ますので、
ゆっくりスクロールしてください。
登録販売者試験「過去問」より
Q1.骨格系に関する以下の記述のうち、
誤っているものはどれか。
❶ 骨髄(主として胸骨、肋骨、脊椎、骨盤、
大腿骨など)には、造血機能がある。
❷ 骨組織を構成する無機質は、骨に硬さを
与えている。
❸ 有機質(タンパク質および多糖体)は、
骨の強靭さを保つ。
❹ 骨は生きた組織であるが、成長が停止
した後は、骨の新陳代謝は行われない。
👆「関節の構造」イメージです。
A1.❹
骨は成長が停止した後も、一生を通じて
「破壊と修復」が、行われますよね。
👆こちらから、復習していただけます。
Q2.骨格系に関する次の記述のうち、
誤っているものはどれか。
① 骨吸収と骨形成とが、互いに密接な
連絡を保ちながら進行し、これが繰り
返されることで、骨の新陳代謝が行わ
れる。
② 骨格筋は、筋線維を顕微鏡で観察する
と横縞模様が見えるので、横紋筋とも
呼ばれる。
③ 骨格筋の疲労は、運動を続けることで
酸素の供給不足が起こるとともに、乳酸
の代謝に伴って生成するグリコーゲンが
蓄積することで、筋組織の収縮性が低下
する現象である。
④ 骨の関節面は、弾力性に富む柔らかな
軟骨層(関節軟骨)に覆われ、これが
衝撃を和らげ、関節の動きを滑らかに
している。
👆引用元:https://www.photo-ac.com
A2.③ 「乳酸」と「グリコーゲン」が、逆!
👇
グリコーゲンの代謝に伴って
生成される乳酸が蓄積
蓄積した乳酸の分解を促すのが
アスパラギン酸 Naでしたよね。
アスパラギン酸ナトリウムは👆こちらです。
Q3.筋組織に関する記述について、
誤っているものはどれか。
(a) 骨格筋は自律神経系、不随意筋は
体性神経系に支配されている。
(b) 関節を動かす骨格筋は、関節を構成
する骨に、腱を介してつながっている。
(c) 心筋の筋線維には、骨格筋のような
横縞模様がある。
(d) 平滑筋と心筋は、自分の意識どおりに
動かすことができない筋組織である。
👆「骨吸収」と「骨形成」のイメージです。
A3.(a)
骨格筋は「体性神経系」、心筋・平滑筋
の不随意筋は「自律神経系」でしたよね。
詳細は、A2で、ご案内しました
ブログ(353)をご覧ください。
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。