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467|登録販売者試験過去問|循環器系 ⑵ 血管系・リンパ系ほか

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こんにちは。氷河 期世代です。前回につづき
循環器系」からの過去問を 編集しました。

第2章より、全3問あります。
解答は、画像の後に出ますので
ゆっくりスクロールしてください。

登録販売者試験「過去問」より

Q1.次の記述は、循環器系に関するもので
  ある。正しいものを2つ選びなさい。

 (a) 心臓の右側部分(右心房、右心室)は、
  全身から集まってきた血液を、肺へ送り
  出し、肺でガス交換が行われた血液は、
  心臓の左側部分(左心房、左心室)に
  入り、全身に送り出される。

 (b) 血管壁にかかる圧力を血圧といい、
  主に血管が収縮したときの血圧を最大
  血圧という。

 (c) 血液が、血管中を流れる方向は一定
  しており、心臓から拍出された血液を
  送る血管を静脈、心臓へ戻る血液を送る
  血管を動脈という。

 (d) 四肢を通る静脈では、血流が重力の
  影響を受けやすいため、静脈弁が血液
  の逆流を防いでいる。

血圧測定のイメージとして

       👆 血圧測定のイメージです。

A1.(a) (d)

  (b) 血管が収縮ではなく「心臓が収縮」。

  (c) 「動脈」と「静脈」が、逆ですよね。
           👇
   心臓から、拍出された血液 ➡「動脈
   心臓へ戻る血液を送る血管 ➡「静脈

   👆こちらから、復習していただけます。

Q2.循環器系に関する次の記述のうち、
  正しいものを2つ選べ。

① 血液は、血漿と血球からなり、酸素や
 栄養分を全身の組織に供給し、二酸化
 炭素や老廃物を排泄器官へ運ぶ。

② 好中球は、白血球の約5%と少ない
 が、白血球の中で最も大きく、強い
 食作用を持つ。

③ 血管の損傷部位では、血小板から放出
 される酵素によって血液を凝固させる
 一連の反応が起こり、血漿タンパク質
 の一種であるフィブリンが傷口で重合
 して繊維状のフィブリノゲンとなる。

④ リンパ管には、逆流防止のための弁が
 あって、リンパ液は一定の方向に流れ
 ている。

心臓のイメージとして

  👆引用元:https://www.ac-illust.com

A2.

  ② 好中球ではなく「単球」の説明文。

  ③ フィブリンと、フィブリノゲンが逆!
          👇
   血漿タンパク質のフィブリノゲン
   重合して繊維状のフィブリンとなる。

ペプシノーゲンからペプシン、
トリプシノーゲンからトリプシン
の、名称の変化と似ていますね。

Q3.循環器系に関する記述のうち、
  正しいものを2つ選びなさい。

 ❶ 赤血球は、中央部がくぼんだ円盤状の
  細胞で、血液全体の約 40 %を占め、
  赤い血色素(ヘモグロビン)を含む。

 ❷ リンパ球は、血管壁を通り抜けて組織
  の中に入り込むことができ、組織の中
  では、マクロファージ(貪食細胞)と
  呼ばれる。

 ❸ リンパ液の流れは、主に心筋の収縮に
  よるものであり、流速は血流に比べて
  速い。

 ❹ 血漿に含まれるグロブリンは、その多く
  が免疫反応において体内に侵入した細菌
  やウイルス等の異物を特異的に認識する
  抗体としての役割を担う。

マクロファージ(貪食細胞)のイメージとして

👆 マクロファージ(貪食細胞)のイメージ。

A3.

  ❷ リンパ球ではなく「単球」の説明文。

詳細は、A2で、ご案内しました
ブログ(376)から、どうぞ。

  ❸ 心筋ではなく「骨格筋」によるもので
   あり、流速は血流に比べて「穏やか」。

ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。

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