こんにちは。氷河 期世代です。今回も第2章
「消化器系」より過去問を3つお出しします。
お忙しい毎日のスキマ時間に
ご活用いただければ幸いです。
登録販売者試験「過去問」より
Q1.消化器系に関する次の記述のうち、
正しいものを2つ選びなさい。
❶ 唾液によって口腔内は pH がアルカリ性
に保たれ酸による歯の齲蝕を防いでいる。
❷ 舌は味覚を感知するほか、咀嚼された
飲食物を攪拌して唾液と混和させる働き
がある。
❸ 小腸は、全長6~7m の管状の臓器で、
十二指腸、回腸の2部分に分かれる。
❹ 十二指腸には、膵臓からの膵管と、胆嚢
からの胆管の開口部があって、それぞれ
膵液と胆汁を腸管内へ送り込んでいる。
👆引用元:https://www.ac-illust.com
A1.❷ と ❹
❶ アルカリ性ではなく「中性」でしたよね。
❸ 十二指腸・空腸・回腸の3部分でしたね。
👆こちらから、復習していただけます。
Q2.次の記述は、消化器系に関するもので
ある。正しいものを2つ選べ。
(a) ヘモグロビンが分解して生じたビリル
ビンは肝臓で代謝されるが、肝機能障害
や胆管閉塞などを起こすと、ビリルビン
が循環血液中に滞留して、黄疸(皮膚や
白目が黄色くなる症状等)を生じる。
(b) 胃は、食道から送られてくる内容物を
自らの運動によって胃液と混和する。
(c) 胃腺から分泌されるペプシノーゲンは、
胃酸によってペプトンとなる。
(d) 大腸は、盲腸、虫垂、上行結腸、横行
結腸、下行結腸、S状結腸、直腸からなる
管状の臓器で、内壁粘膜に絨毛がある。
👆引用元:https://www.ac-illust.com
A2.(a) と (b)
(c) ペプトンではなく「ペプシン」です。
(d) 絨毛(じゅうもう)があるのは
小腸です。大腸には、ありません!
Q3.大腸に関する記述について、正しい
ものを2つ選びなさい。
① 通常、糞便の成分の大半は食物の残滓で
そのほか、はがれ落ちた腸壁上皮細胞の
残骸(15~20%)や、腸内細菌の死骸
(10~15%)が含まれ、水分は約5%
に過ぎない。
② S状結腸に溜まった糞便が下行結腸に
送られてくると、その刺激に反応して
便意が起こる。
③ 大腸内には、腸内細菌が多く存在し、
腸管内の食物繊維(難消化性多糖類)を
発酵分解する。
④ 大腸では、消化はほとんど行われない。
👆引用元:https://www.ac-illust.com
A3.③ と ④
① 大半は「水分」で、約5%なのは
食物の残滓(ざんし)でしたよね。
「大腸」の詳細は、A2でご案内
したブログ(368)へ、どうぞ。
② 下行結腸ではなく「直腸」ですね。
「直ぐに出る ➡ 直腸」という
イメージで、覚えました。
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。