こんにちは。氷河 期世代です。前回につづき
「相談すること」から、特定の症状・状態の
人に対する、使用上の注意の お話をしますね。
続「相談すること」
次の症状がある人は、使用前に相談!です。
① 痙攣(けいれん)
② むくみ
③ 痔出血
④ 排尿困難
以下、番号順に お話しますね。
① 痙攣
👆「痙攣」のイメージとして。
ピペラジンリン酸塩水和物 などの
ピペラジンを含む成分
👇
「痙攣」を起こしたことがある人では
発作を誘発するおそれ!
👆こちらから、復習していただけます。
② むくみ
👆「むくみ」の仕組みイメージです。
グリチルリチン酸二カリウム
グリチルレチン酸
甘草(カンゾウ) などの
グリチルリチン酸を含む成分
👇
1日用量が
グリチルリチン酸として40mg 以上
または甘草として1g 以上含有する場合
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「偽アルドステロン症」のおそれ!
③ 痔出血
👆「痔出血」のイメージとして。
グリセリンが配合された「浣腸薬」
👇
腸管や、肛門に損傷があると。。
👇
傷口から、グリセリンが血管内に入り
「溶血」や「腎不全」のおそれ!
④ 排尿困難
👆「前立腺肥大」のイメージとして。
・「排尿筋の弛緩」と「括約筋の収縮」が
起こり、尿が貯留するおそれ!
・特に「前立腺肥大症」を伴う場合には、
尿閉のおそれ!
ジフェンヒドラミン塩酸塩
クロルフェニラミンマレイン酸塩
などの「抗ヒスタミン成分」
ジフェニドール塩酸塩
構成生薬に麻黄(マオウ)を含む漢方薬
スコポラミン臭化水素酸塩水和物
メチルオクタトロピン臭化物
イソプロパミドヨウ化物 などの
「抗コリン成分」「ロートエキス」
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。
つづきは、👇こちらからでも飛べます。