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397|副作用被害救済給付|給付の種類7つと支給対象範囲|PL法

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こんにちは。氷河 期世代です。お約束どおり
医薬品副作用被害救済給付より、給付の種類
支給対象の範囲、「P L 法」のお話です。

給付の種類7つ

期限のイメージとして

  👆引用元:https://www.photo-ac.com

請求期限」は、基本5年以内、
障害」と名付くものは「なし

給付の種類請求の期限

医療
治療費を実費補償
(健康保険などの
給付を差し引いた
自己負担分)
支払い時から
5年以内

医療

手当
定 額
治療に伴う
医療費以外の費用
医療日の属する
翌月の初日から
5年以内

障害

年金
定 額
障害のある
18歳以上
生活補償
請求期限なし

障害
養育

年金
定 額
障害のある
18歳未満
養育者に対して
請求期限なし

遺族

年金
定 額
生計維持者
死亡、遺族の
生活立て直しに
死亡から5年以内
(死亡前に、①~④が
支給決定の場合、その
死亡から2年以内。
遺族年金を受給可能な
先順位者が死亡の
場合は、その死亡から
2年以内。)


遺族
一時金
定 額
生計維持者 以外
の人が死亡の場合
遺族への見舞いに
遺族年金と同様

葬祭料
定 額
死亡の場合、
葬祭費として
遺族年金と同様

①「医療費」は実費補償、それ
以外は、全て定額の給付ですね。

救済給付「支給対象の範囲」

  👆引用元:https://www.photo-ac.com


医薬品を「適正に使用」したにもかかわらず、
副作用で、一定程度以上の健康被害が生じた
場合が、基本となります。

医薬品の「不適正な使用
による健康被害については
救済給付の対象外です!

「一定程度以上」の健康被害とは?

・入院を必要とする程度の、医療を受ける場合

必ずしも、入院治療が行われた場合に限らず
          👇
 やむを得ず自宅療養」の場合も含まれる
          👇
 ただし、入院治療が必要!と認められる場合

・日常生活に、著しい制限を受ける程度以上の
 「重い後遺障害」が残った場合

医療機関での治療をせずに、寛解
した「軽度の健康被害」は対象外

救済制度の「対象とならない医薬品」

  👆引用元:https://www.photo-ac.com


・「殺虫剤」「殺鼠剤(さっそざい)」

・「殺菌消毒剤」
    ➡ 人体に、直接使用するものを除く

・「一般用検査薬

・一部の「日局 収載 医薬品
      ➡「精製水」「ワセリン」など。

・「無承認 無許可 医薬品」
   ➡ いわゆる「健康食品」、
     個人輸入で入手された医薬品を含む。

「製品不良」などは 医薬品 P L センター へ

    製品不良など「製薬企業」に
    損害賠償責任がある場合は。。
          👇
 「医薬品 P L センター」への、相談を推奨!
   (健康被害 以外の、損害を含む)

給付の請求に当たり「必要な書類」

  👆引用元:https://www.photo-ac.com


要指導医薬品」または「一般用医薬品」
の使用による、副作用被害への救済給付請求
に、必要な書類は、以下の3つになります。

① 医師の「診断書

受診証明書 ➡ 医療費を証明する書類。

③ 医薬品の「販売証明書

医薬品 P L センターと「 P L 法」

1994年(平成6年)
     製造物責任法P L 法)が成立。

1995年(平成7年)
     「 P L 法」の施行と同時に、
     「医薬品 P L センター」の開設。

「医薬品 P L センター」開設の目的

医薬品」または「医薬部外品」に関する、
「消費者からの苦情」について、製造販売元
の企業と、交渉するのが P L センターです。

P L 法( P L センター)では、
医薬部外品も、含まれます!

日本 製薬 団体 連合会」において開設された
医薬品 P L センターの目的は、以下3つです。

①「公平・中立な立場」で申立の相談受付

② 交渉の、仲介・調整・あっせん

③「裁判によらずに、迅速な解決に導く

  👆「公平中立」のイメージとして。

ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。

 つづきは、👇こちらからでも飛べます。

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