こんにちは。氷河 期世代です。前回につづき
「循環器系」から、血液より今回は、4つ目
の「血小板」、後半は「脾臓」の お話です。
脾臓(ひぞう)は「循環器系」の
血液からつづく 4つ目でしたね。
【5つの循環器系】
心臓・血管系・血液・脾臓・リンパ系
血液 ④ 血小板
損傷した血管から、血液の流出を抑える
仕組みが あります。
👆 血液の成分から「血小板」のイメージ。
「外出血」と「内出血」
外 出血:血液が「体の外」に、流出する出血。
内 出血:血液が「組織の隙間や、器官の内部」
に、流れ込む出血。
「血液凝固」と「止血」の仕組み
損傷した血管は、血管壁が収縮し、
血流を減少させ、大量出血を防ぐ
👇
同時に、損傷部位に「血小板」が粘着!
凝集(ぎょうしゅう)して傷口を覆う
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血小板から放出される「酵素」によって
血液を凝固させる、一連の反応が起こる
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【血液凝固から止血までの流れ】
「血漿タンパク質」の一種である
「フィブリノゲン」が傷口で重合
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繊維状の「フィブリン」となる
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フィブリン線維に、赤血球や血小板
などが絡まり合う
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血餅(けっぺい)という「血の凝固物」
となって、傷口を塞ぎ、止血される
血漿から、フィブリノゲンが
除かれたものを「血清」といい、
血餅が沈殿した際の上澄みです。
👆「血小板」のイメージとして。
覚え方の語呂合わせ・イメージ
「板前のゲンさんが、ブリをさばく」
👇
血小板、フィブリノゲン ➡ フィブリン
フィブリノゲンからフィブリンへ。
変化する「順番」を覚えられます。
さばくと、名前が小さく(短く)
なる、というイメージとしても。
👆板前のゲンさんがブリをさばくイメージ。
脾臓(ひぞう)
・「握りこぶし大」で「スポンジ状」の臓器
・胃の後方、左上腹部に位置する
・脾臓内を流れる、血液の濾過(ろか)処理
・異物に対する「免疫応答」にも関与
👆引用元:https://www.ac-illust.com
古くなった赤血球を 濾(こ)し取って処理
健康な赤血球には、柔軟性があるため
脾臓内の網目構造を、すり抜けられる
👇
古くなった赤血球は、柔軟性を失って
いるため、網目構造に引っかかる
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脾臓の組織に存在する「マクロファージ」
(貪食細胞)によって、壊される
👆 働く「脾臓」のイメージとして。
異物に対する「免疫応答」に関与
脾臓には「リンパ組織」があり、血流中の
細菌や、ウイルスなどの「異物」に対する
「免疫応答」に関与しています。
リンパ組織とは「リンパ球」が
増殖・密集する組織のことです。
「リンパ球」に関しては👆こちらからどうぞ。
👆ウイルスと戦うリンパ球のイメージとして。
ご覧いただき、ありがとうございました。
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