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377|内臓器官 ⒄循環器系|血液(血小板)血液凝固・止血|脾臓

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こんにちは。氷河 期世代です。前回につづき
「循環器系」から、血液より今回は、4つ目
の「血小板」、後半は「脾臓」の お話です。

脾臓(ひぞう)は「循環器系」の
血液からつづく 4つ目でしたね。

    【5つの循環器系】

 心臓・血管系・血液脾臓・リンパ系

血液 ④ 血小板

損傷した血管から、血液の流出を抑える
仕組みが あります。

血液の成分イメージとして

 👆 血液の成分から「血小板」のイメージ。

「外出血」と「内出血」

外 出血:血液が「体の外」に、流出する出血。

内 出血:血液が「組織の隙間や、器官の内部」
    に、流れ込む出血。

「血液凝固」と「止血」の仕組み

   損傷した血管は、血管壁が収縮し、
   血流を減少させ、大量出血を防ぐ
          👇
  同時に、損傷部位に「血小板」が粘着
  凝集(ぎょうしゅう)して傷口を覆う
          👇
  血小板から放出される「酵素」によって
  血液を凝固させる、一連の反応が起こる
          👇

 血液凝固から止血までの流れ】

  「血漿タンパク質」の一種である
 「フィブリノゲン」が傷口で重合
         👇
  繊維状の「フィブリン」となる
         👇
 フィブリン線維に、赤血球や血小板
     などが絡まり合う
         👇
血餅(けっぺい)という「血の凝固物
 となって、傷口を塞ぎ、止血される

血漿から、フィブリノゲンが
除かれたものを「血清」といい、
血餅が沈殿した際の上澄みです。

      👆「血小板」のイメージとして。

覚え方の語呂合わせ・イメージ

   「前のゲンさんが、ブリをさばく」
          👇
  血小、フィブリノゲン ➡ フィブリ

フィブリノゲンからフィブリンへ。
変化する「順番」を覚えられます。

さばくと、名前が小さく(短く)
なる、というイメージとしても。

 👆板前のゲンさんがブリをさばくイメージ。

脾臓(ひぞう)

・「握りこぶし大」で「スポンジ状」の臓器

胃の後方左上腹部に位置する

・脾臓内を流れる、血液の濾過(ろか)処理

・異物に対する「免疫応答」にも関与

  👆引用元:https://www.ac-illust.com

古くなった赤血球を 濾(こ)し取って処理

  健康な赤血球には、柔軟性があるため
  脾臓内の網目構造を、すり抜けられる
          👇
  古くなった赤血球は、柔軟性を失って
   いるため、網目構造に引っかかる
          👇
  脾臓の組織に存在する「マクロファージ
   (貪食細胞)によって、壊される

    👆 働く「脾臓」のイメージとして。

異物に対する「免疫応答」に関与

脾臓には「リンパ組織」があり、血流中の
細菌や、ウイルスなどの「異物」に対する
免疫応答」に関与しています。

リンパ組織とは「リンパ球」が
増殖・密集する組織のことです。

「リンパ球」に関しては👆こちらからどうぞ。

👆ウイルスと戦うリンパ球のイメージとして。

ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。

 つづきは、👇こちらからでも飛べます。

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