こんにちは。氷河 期世代です。「消化器系」
から今回は「消化腺」より、唾液腺につづき
まして「膵臓」と「胆嚢」の お話をしますね。
消化腺は、唾液腺(せん)のほか、
肝臓・胆嚢・膵臓 など でしたね。
👆 胃の後下部に位置するのが「膵臓」です。
細長い臓器で、イラストでは黄色ですね。
膵臓(すいぞう)
・「膵液」を十二指腸へ分泌する
・膵液は「弱アルカリ性」
👇
胃で「酸性」となった内容物を中和!
👆 黄色のモクモク曇のような形状が「膵臓」
膵臓は「消化酵素」のすべてを供給
膵臓では「炭水化物・タンパク質・脂質」の
3種類、すべての消化酵素の供給を担います!
消化酵素と消化腺としての働き 早見表
消化酵素 | 消化腺としての働き |
トリプシノーゲン (前駆体タンパク) | トリプシンとなって タンパク質を分解 |
膵液アミラーゼ | 炭水化物 (デンプン)を分解 |
リパーゼ | 脂質 (トリグリセリド)を分解 |
「消化酵素」は、ややこしいので
後々「まとめ」を お話しますね。
膵臓は「内分泌腺」としても重役!
👆引用元:https://www.ac-illust.com
膵臓は「血糖値」を調節する ホルモン等を
血液中に分泌する「内分泌腺」でも あります。
「血糖値を調節するホルモン」は、
インスリン、グルカゴンです。
胆嚢(たんのう)
👆「胆のう」のイメージとして。
・「肝臓」で産生された「胆汁」を
濃縮して、蓄える器官
要注意!「胆汁」が作られるのは
「胆嚢」では ありません!
覚え方の語呂合わせは👇以下。
「簡単に作って、納品します」
簡単 ➡ 肝臓・胆汁
納品 ➡ 胆嚢
・十二指腸に飲食物(内容物)が入ってくると
👇
収縮して腸管内に「胆汁」を送る
・胆汁には「胆汁酸塩」が含まれる
👇
① 脂質の消化を容易にする
② 「脂溶性ビタミン」の吸収を助ける
腸内に放出された胆汁酸塩の大部分は
👇
「小腸」で再吸収されて「肝臓」に戻る
👇
腸肝 循環
「胆汁酸塩」は、コール酸や、
デオキシコール酸などの塩類です。
覚え方の語呂合わせとしては、
「脂溶性ビタミンはコレだけ!」
だけ ➡「 D A K E 」でしたよね。
胆汁色素「ビリルビン」
・胆汁には、古くなった「赤血球」や、
過剰な「コレステロール」を排出する
役割もある
・胆汁に含まれるビリルビン(胆汁色素)は
👇
赤血球中の「ヘモグロビン」が分解された
老廃物
・腸管内に 排出された「ビリルビン」は
👇
腸管内に生息する 常在細菌(腸内細菌)
によって、代謝される
👇
糞便を「茶褐色」にする色素となる
👆「糞便の色」のイメージとして。消化に
時間がかかるほど色濃くなるのですね。
よろしければ👆こちらも、ご確認ください。
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