こんにちは。氷河 期世代です。前回につづき
消化器系から「7つの消化管」より、先ずは
口腔(歯・舌・唾液腺)の お話をしますね。
👆歯冠部と、歯根部の境目、歯肉の
あたりが「歯頚(しけい)」です。
① 口腔(歯・舌・唾液腺)
❶ 歯
・「歯肉、歯根膜、歯槽骨、セメント質」
で 構成された「歯周組織」
👇
上下の顎(あご)の骨に固定されている
・歯根 ➡ 歯槽骨の中に、埋没している歯
・歯冠 ➡ 歯肉線のあたりの歯頸(しけい)を
境に、露出する歯の部分
👇
歯冠(しかん)の表面は「エナメル質」
で覆われ、体で最も硬い部分
「歯根」は、歯の根っこなので
目に見えない部分、「歯冠」は、
頭に乗せる冠(かんむり)なので
目に見える歯、ということですね。
・象牙質 ➡ エナメル質の下にある 硬い骨状
の組織で「歯髄」を 取り囲む。
歯髄(しずい)には、神経や血管が
通っています(「髄」は中心の意)
・歯の齲蝕(うしょく)が象牙質に達する
👇
神経が「刺激」されて、歯がしみたり、
痛みを感じるようになる!
齲蝕とは「むし歯」のことです。
👆引用元:https://www.ac-illust.com
❷ 舌
・舌乳頭(ぜつにゅうとう)
👇
舌の表面にある 無数の小さな突起
👇
味覚を感知する味蕾(みらい)が分布
・咀嚼された飲食物を 攪拌(かくはん)
👇
唾液と混ぜる働き
👆「味蕾」のイメージとして「味覚の地図」
❸ 唾液腺(だえきせん)
・唾液を分泌し、嚥下(えんげ)を容易にする
・唾液アミラーゼ(プチアリン)
➡ 唾液に含まれる消化酵素
👇
「デンプン」を
デキストリンや、麦芽糖に分解!
・唾液によって「口腔内 pH 」は
ほぼ「中性」に保たれる
👇
「酸」による 歯の齲蝕を防ぐ!
覚え方のイメージとして、
「口腔内 ➡ 口中 ➡ 中性」
・唾液は「リゾチーム」などの
殺菌、または抗菌物質を含む
👇
口腔粘膜の保護・洗浄・殺菌作用もある!
生体防御因子としての リゾチーム
・唾液のほか、鼻汁や涙液にも含まれる
・細菌の細胞壁を分解(酵素作用)する
ほか、消炎作用もある
👆「舌」のイメージとして。
よろしければ👆こちらも、ご覧ください。
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。
つづきは、👇こちらからでも飛べます。