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362|内臓器官 ⑵ 7つの消化管 ① 口腔(歯・舌・唾液腺)

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こんにちは。氷河 期世代です。前回につづき
消化器系から「7つの消化管」より、先ずは
口腔歯・舌・唾液腺)の お話をしますね。

    👆歯冠部と、歯根部の境目、歯肉の
     あたりが「歯頚(しけい)」です。

① 口腔(歯・舌・唾液腺)

❶ 歯

・「歯肉、歯根膜、歯槽骨、セメント質」
 で 構成された「歯周組織」
         👇
 上下の顎(あご)の骨に固定されている

歯根 ➡ 歯槽骨の中に、埋没している歯

歯冠 ➡ 歯肉線のあたりの歯頸(しけい)を
     境に、露出する歯の部分
          👇
   歯冠(しかん)の表面は「エナメル質
     で覆われ、体で最も硬い部分

歯根」は、歯の根っこなので
目に見えない部分、「歯冠」は、
頭に乗せる冠(かんむり)なので
目に見える歯、ということですね。

象牙質エナメル質の下にある 硬い骨状
      の組織で「歯髄」を 取り囲む。

歯髄(しずい)には、神経や血管が
通っています(「髄」は中心の意)

・歯の齲蝕(うしょく)が象牙質に達する
         👇
 神経が「刺激」されて、歯がしみたり、
 痛みを感じるようになる!

齲蝕とは「むし歯」のことです。

歯の構造または歯槽膿漏の発症機序イメージとして

  👆引用元:https://www.ac-illust.com

❷ 舌

舌乳頭(ぜつにゅうとう)
      👇
 舌の表面にある 無数の小さな突起
      👇
 味覚を感知する味蕾(みらい)が分布

・咀嚼された飲食物を 攪拌(かくはん)
    👇
 唾液と混ぜる働き

👆「味蕾」のイメージとして「味覚の地図」

❸ 唾液腺(だえきせん)

・唾液を分泌し、嚥下(えんげ)を容易にする

唾液アミラーゼプチアリン
 ➡ 唾液に含まれる消化酵素
     👇
  「デンプン」を
  デキストリンや、麦芽糖に分解!

・唾液によって「口腔内 pH 」は
 ほぼ「中性」に保たれる
      👇
 「」による 歯の齲蝕を防ぐ

覚え方のイメージとして、
口腔内 ➡ 口中 ➡ 中性

・唾液は「リゾチーム」などの
 殺菌、または抗菌物質を含む
       👇
 口腔粘膜の保護・洗浄・殺菌作用もある!

生体防御因子としての リゾチーム

・唾液のほか、鼻汁や涙液にも含まれる

・細菌の細胞壁を分解(酵素作用)する
 ほか、消炎作用もある

        👆「舌」のイメージとして。

  よろしければ👆こちらも、ご覧ください。

ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。

 つづきは、👇こちらからでも飛べます。

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