こんにちは。氷河 期世代です。感覚器官の
3つ目、ラストは「耳」のお話をしますね。
👆「耳」といえば象!写真は、広島市
安佐動物公園のマルミミゾウです。
耳(聴覚器)
・「聴覚情報」と「平衡感覚」を感知する
・「外耳・中耳・内耳」からなる
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音の「立体感」を認識できる
👆引用元:https://www.ac-illust.com
外耳(がいじ)
耳介(じかい)と、外耳道からなります。
耳介 👈 いわゆる「耳」
・側頭部から突出、左右両側に一対ある
・軟骨組織が、皮膚で覆われたもの
➡ 外耳道の軟骨部に連なっている。
・軟骨部には、耳毛が生えている
➡ 空気中の、ほこり等の侵入を防ぐ。
外耳道
・耳介で集めた音を「鼓膜」まで伝導する
・外耳道の「耳垢腺(じこうせん)」
や、皮脂腺からは、分泌物がでる
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分泌物に、ほこりや外耳道上皮の老廃物
などが混ざって、耳垢(耳あか)となる
👆「耳の構造」イメージとして。
中耳
鼓膜、鼓室、耳小骨(じしょうこつ)、耳管
の4つからなります。
「音」が伝わる過程
外耳道を伝わってきた音が「鼓膜」を振動
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「鼓室」内部の、互いに連結した、微細な
「3つの耳小骨」が、鼓膜の振動を増幅
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「内耳」へと伝導する
鼓室は「耳管」という管で
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「鼻腔」や「咽頭」と通じている
「耳が詰まる」不快感や、痛みへの対処
・急な気圧の変化で「鼓膜」の内外に
「気圧差」が生じることによる
・顎(あご)を動かすなどの、耳抜き動作で
意識的に「耳管」を開けることで回復する
重要! 小さな子どもでは。。
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耳管が太く短く、走行が水平に近い
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鼻腔からウイルスや、細菌が侵入し
感染を起こしやすい!
👆引用元:https://www.ac-illust.com
内耳
蝸牛(かぎゅう)と、前庭(ぜんてい)
からなります。
この2つは「登録販売者試験」で
ひっかけの出題歴があります!
最後に、区別して覚えるための
語呂合わせを お話しています。
蝸牛 👈 聴覚器官
・「渦巻き形」の器官
・内部は「リンパ液」で満たされている
・「内耳の耳小骨」から、伝わる振動
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リンパ液を震わせ、その振動が
「聴細胞」の小突起(感覚毛)を揺らす
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聴神経が刺激される
👆 カタツムリを漢字で書くと「蝸牛」です。
前庭 👈 平衡器官
・内部は「リンパ液」で満たされている
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リンパ液の動きが、平衡感覚として感知
・「耳石器官」と「半規管」に分けられる
耳石器官:水平および垂直方向の
加速度を感知
半 規 管:体の回転や、傾きを感知
乗り物酔い(動揺病)の要因
反復する加速度の刺激や、動揺によって
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「平衡感覚」が、混乱して起こる!
👆「乗り物酔い」のイメージとして。
よろしければ👆こちらも、ご覧ください。
覚え方の語呂合わせ・イメージ
聴覚器官の蝸牛と、平衡器官の前庭を区別する
ための、覚え方の語呂合わせ・イメージです。
「平らな庭で、牛の鳴き声を聴く」
👆引用元:https://www.ac-illust.com
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。