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351|脳・神経系 ⑶ 自律神経系|交感神経系と副交感神経系

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こんにちは。氷河 期世代です。前回につづき
まして今回は「末梢神経系」から分類される
2つのうち「自律神経系」の働きのお話です。

  👆引用元:https://www.ac-illust.com

自律 神経系

自律 神経系は、
「❶ 交感 神経系」と「❷ 副交感 神経系
に分類されます。

❶ 交感 神経系 👈 緊張状態

・「闘争」や「恐怖」など、体が緊張状態
 対応するときに働く

神経伝達物質は「ノルアドレナリン

アドレナリン作動成分のイメージとして、吠えて威嚇する犬で覚えるため

  👆 交感神経系のイメージ「威嚇する犬」

❷ 副交感 神経系 👈 安息状態

・「食事」や「休憩」など、体が安息状態
 なるように働く

神経伝達物質は「アセチルコリン

   👆 副交感神経系のイメージ「眠り猫」

「神経伝達物質」とは

・効果器を作動させる「生体物質

・交感神経と副交感神経、それぞれの
 神経線維の末端から、放出される

  👆引用元:https://www.ac-illust.com

自律 神経系の「二重支配」とは

効果を及ぼす各臓器や、器官(効果器)に対し
          👇
 「❶ 交感神経系」・「❷ 副交感神経系」の
   2つの「神経系」が支配していること

自律神経を刺激したときの効果まとめ

効果器交感神経系副交感神経系
瞳孔散大瞳孔収縮
唾液腺少量、粘性の
高い唾液分泌
唾液分泌亢進
心臓心拍数増加心拍数減少
末梢血管収縮
(血圧上昇
拡張
(血圧降下
気管、気管支拡張収縮
血管収縮胃液分泌亢進
運動低下運動亢進
肝臓グリコーゲン分解
(ブドウ糖
放出
グリコーゲン
合成
皮膚立毛筋収縮
汗腺発汗亢進
膀胱排尿筋弛緩
(排尿抑制
排尿筋収縮
(排尿促進

「末梢血管」においては、
交感神経系への刺激作用で
「拡張」するものもあります。
(骨格筋の血管 平滑筋など)

2つの神経系は「互いに拮抗」して働く

  通常、一方が「活発」なとき、他方は
「活動を抑制」することで効果器を「制御」
         👇
    効果器に伸びる自律神経は、
  「節前線維」と「節後線維」からなる

「汗腺」の例外に注意!

・汗腺は「エクリン腺」と「アポクリン腺
 に分類

・通常、交感神経繊維の、末端から
 放出されるのは「ノルアドレナリン
        👇
 ただし、「エクリン腺」においては、
 例外的に「アセチルコリン」が放出!

汗腺名分布域神経伝達物質
エクリン腺全身に
広く分布
👇例外!
アセチルコリン
アポクリン腺局所
(腋窩など
ノルアドレナリン

腋窩(えきか)とは、いわゆる
「脇の下」のことですね。

覚え方のイメージとしては、
「脇毛 ➡ 不要なアホ
     ➡ アポクリン腺」

ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。

 つづきは、👇こちらからでも飛べます。

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