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341|腸の薬 ⑽ 漢方薬|麻子仁丸|桂枝加芍薬湯|受診勧奨

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こんにちは。氷河 期世代です。前回につづき
の不調」を改善する漢方薬4種類のうち、
残りの2種類と、受診勧奨の お話をしますね。

今回の漢方薬は、2つとも体力
「中等度以下」が共通しています。

そして、重要な3つの生薬のうち、
麻子仁丸は「甘草」を含みません

  よろしければ👆こちらも、ご覧ください。
  (甘草を含まない漢方処方製剤まとめです)

麻子仁丸(ましにんがん)

構成生薬に「大黄」を含みます。

【効能効果】体力中等度以下 👈 甘草なし!

 ときに便が硬く、塊状なものの便秘、

 便秘に伴う頭重、のぼせ、湿疹・皮膚炎、

 吹き出物(にきび)、食欲不振(食欲減退)

 腹部膨満、腸内異常発酵、痔に。

・胃腸虚弱で、下痢しやすい人には不向き
         👇
 激しい腹痛を伴う、下痢などの副作用

他の「瀉下薬」との併用

5~6日間使用も改善しない場合は、相談!

併用禁忌のイメージとして

👆他の「瀉下薬」との併用は禁忌!イメージ。

桂枝加芍薬湯           (けいしかしゃくやくとう)

構成生薬に「甘草」を含みます。

【効能効果】体力中等度以下

 腹部膨満感のあるもののしぶり腹

 腹痛、下痢、便秘に。

残便感があり、腹痛を伴って、繰り返し便意を
催すという、便意があるのに、便が出ない状態
のことです。

1週間位使用後も改善しない場合は、相談!

     👆「しぶり腹」のイメージとして。

「桂枝加芍薬湯」覚え方のイメージ

そのまま「桂枝」に「芍薬」を「加えた」湯
          👇
     桂枝 ➡ 軽視 ➡ 軽く見える
  ➡ 瘦せていて体力がない ➡ 中等度以下
          👇
  芍薬は「鎮痛・鎮痙」作用の生薬なので、
 身体の緊張を緩めて、便意を促すイメージ
          👇
    腹部膨満感や、しぶり腹に!

  👆引用元:https://www.ac-illust.com

受診を勧める場合(受診勧奨)

・医薬品の副作用として、
 下痢や、便秘が現れることもある!
         👇
 医薬品の服用中に下痢や、便秘を生じたら
         👇
 「止瀉薬」または「瀉下薬」で抑えようと
 せずに、相談!

・便通障害として「過敏性 腸 症候群」には、
 下痢と便秘が繰り返し現れるものもある!
       👇
 症状が長引く場合は、受診!

腸管自体に異常がないにも関わらず、正常に
機能せず、腹痛や、下痢・便秘などを生じる
病気です。

  👆「便秘」と「下痢」のイメージとして。

ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。

 つづきは、👇こちらからでも飛べます。

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