こんにちは。氷河 期世代です。前回につづき
まして、「腸の薬」に配合される止瀉成分より
先ずは、ひきしめる「収斂成分」の お話です。
止瀉(ししゃ)成分
止瀉 ➡ 止 ➡「下痢止め」のこと
で、漢字から連想できますよね。
👆「下痢」のイメージとして。
❶ 収斂(しゅうれん)成分
腸粘膜の「タンパク質」と結合
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「不溶性の膜」を形成
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腸粘膜をひきしめる(収斂作用)
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腸粘膜を保護する
次没食子酸ビスマス
次硝酸ビスマス
タンニン酸アルブミン
👆「ビスマス」を含む成分は、腸内の
有毒物質を分解する作用があります。
「ビスマス」成分の注意点・副作用
・1週間以上、継続使用しないこと!
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海外において、長期連用で精神神経症状
(不安、記憶力・注意力低下、頭痛など)
・胃潰瘍、十二指腸潰瘍の人は、相談!
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損傷した粘膜から、
ビスマスの吸収が高まるため
・✕ 妊婦、または妊娠しているかも女性
👇
ビスマスは、血液-胎盤関門を通過する!
👆「妊婦」などは N G!のイメージとして。
「タンニン酸アルブミン」の注意点・副作用
・✕「牛乳アレルギー」のある人
👇
「アルブミン」は、牛乳のタンパク質
(カゼイン)から精製された成分のため
要注意!アルブミンの「アル」は、
「アルミニウム」ではありません!
👆「牛乳アレルギー」の人は N G!イメージ。
覚え方の語呂合わせ・イメージは、
「牛乳アレルギーある(アル)よ」
もちろん、アルブミンのアルです。
後に登場「タンニン酸ベルベリン」
と名前が似ているので区別します。
・まれに、重篤な副作用として
「ショック(アナフィラキシー)」
「ショック」の詳細は👆こちらからどうぞ。
「下痢」は、腸管内の有害物質を排出
するための「防御反応」でもある
👇
「止瀉薬」で下痢を止めることによって
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かえって症状悪化を招くこともある!
「収斂成分」の注意点・副作用
👆 収斂成分は飲酒 N G!のイメージとして。
・「収斂成分」が主体の「止瀉薬」
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「細菌性」の下痢や、食中毒に使用して、
腸の運動を鎮めると、症状悪化のおそれ!
👇
「細菌性」には、安易に使用しないこと!
登録販売者試験では、細菌性の
下痢・食中毒に使えるか否か?の
ひっかけ出題歴も あります!
・「飲酒」を避けること!
👇
アルコールとともに摂取すると。。
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循環血液中への移行が高まって、
「精神神経症状」の おそれ!
3つの「収斂」生薬成分まとめ
👆「生薬」のイメージとして。
① 五倍子(ゴバイシ)
② 黄柏(オウバク)
③ 黄連(オウレン)
収斂作用のある3つの生薬成分
の詳細は、次回 お話しますね。
おすすめ!登録販売者お月見さま
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