こんにちは。氷河 期世代です。前回につづき
「胃の薬」に配合される胃液分泌抑制成分と、
4種類の「漢方薬」まとめの お話をしますね。
👆「漢方」を煎じている様子のイメージ。
胃液 分泌 抑制 成分(抗コリン)
胃液分泌は「副交感神経系」の刺激で亢進する
👇
副交感神経の伝達物質である
「アセチルコリン」の働きを抑える
👇
胃腸の過剰な動きや、胃液の分泌を抑制する
「副交感神経系」の詳細は👆こちらをどうぞ。
❶ ロートエキス
❷ ピレンゼピン塩酸塩
「ロートエキス」の詳細は👆こちらをどうぞ。
👆「逆流性食道炎」のイメージとして。
胃液分泌抑制成分の注意点・副作用
「胃腸 鎮痛 鎮痙(ちんけい)薬」または
「鎮暈(ちんうん)薬」との併用は N G!
👇
成分重複のため ✕!
「鎮暈薬」とは「乗り物酔い
防止薬」のことでしたよね。
👆こちらから、復習していただけます。
「❷ ピレンゼピン」の注意点・副作用
消化管運動には、ほとんど
影響を与えずに、胃液分泌抑制する作用
👇
しかし消化管以外では、一般的な抗コリン作用
👇
「抗コリン作用」による、副作用として
排尿困難、動悸、目のかすみ(散瞳)
👇
「排尿困難」「緑内障」の人は、相談!
(症状悪化のおそれあり)
👇
✕ 乗り物・機械類の運転操作
👆「乗り物・機械類の運転操作」は、禁忌!
よろしければ👆こちらも、ご覧ください。
❷ ピレンゼピン塩酸塩は
まれに、重篤な副作用として
「アナフィラキシー」
詳細は👆こちらからご確認ください。
4つの「漢方処方製剤」まとめ
👆引用元:https://www.photo-ac.com
構成生薬に、すべて「甘草」を含み
ます。上から、体力のある順です。
「胃の不調」を改善する目的・4つの漢方薬
体力中等度以上 平胃散(へいいさん)
体力中等度以下 安中散(あんちゅうさん)
体力中等度以下 六君子湯(りっくんしとう)
体力虚弱 人参湯(にんじんとう)
別名:理中丸(りちゅうがん)
「胃の不調」を改善する漢方薬は
以上の4種類です。名前も短くて
比較的、覚えやすいですよね。
👆引用元:https://www.ac-illust.com
【要注意!名前が似ている漢方薬】
「六君子湯」と同じく「六」が名付く
漢方処方製剤「六味丸」があります。
よろしければ👆こちらも、どうぞ。
(甘草を含まない漢方薬まとめです)
4つの漢方処方製剤の詳細は、
次回お話します。お楽しみに!
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。
つづきは、👇こちらからでも飛べます。